見出し画像

お客様からのむくみ相談

先日、お客様から『むくみ』に対するご相談がありましたので、お答えいたしました。

むくみに悩んでいる方
在宅勤務やデスクワークの方も
ぜひ参考にしてみてください(˶ˇ◡ˇ˶)


《お客様から実際にあったお問い合わせです》

実は数日前より夜になると脚がむくんでおり、特に膝下がパンパンになっていることに気づきました。
ジムを2月にやめて現在泳いでおりません。
ここ数日はあまりの暑さで毎日しておりました20分歩くこともできない状態で、ほぼ家で座っている事が多いです。
朝はおきますとまず30分ほどベッドでストレッチや変形性股関節症に良い運動をしております。
でも日中は何も運動をしておりません。
どうしたら浮腫まないようにできるか教えていただけたらありがたいです。
どうぞよろしくお願い致します。


このように返答させていただきました。



お問い合わせありがとうございます。
脚のむくみがお辛いとのこと…
セルフケアで対策ができるよう、お手伝いができればと思います。

基本的には「動かす」ことが1番です。

座っていると股関節が90度に折れて、血液やリンパの流れが滞りやすいです。
ストローが折れている状態を想像すると分かりやすいと思います。

いくつか具体的な方法をお伝えしますので お試しください。


1. 理由をつけて立ち上がる

  • こまめに水を飲みに行く

  • 行きたくなくてもお手洗いに行ってみる

  • その際、大股で歩く(股関節に痛みがある場合は中止してください)

  • 途中、壁やテーブルを使ってストレッチをする


2. 足を高くする

  • イスの下に台を置いて足を乗せる

太腿の裏が浮くので圧迫から解放されます。
お尻から太腿全体、広い面で圧迫が続くと
ふくらはぎの浮腫みに大きく影響します。
台は、奥にずらせば鼠径部と膝裏の圧迫が解放されます。
変形性股関節症の観点からもおすすめです。

  • 足首を上下に動かす

ふくらはぎの筋肉がポンプの役割をし
血液やリンパを押し上げてくれます。


3. 着圧ソックスの利用

  • むくみが酷くなる夕方に是非試してみてください

履くと歩いた瞬間、ふくらはぎが軽くなるのが分かると思います。
予防で、午後から履いておくのも良いかもしれません。
⚠️締め付けが苦しいと感じたらすぐに脱いでください。

就寝用もありますが、あまりオススメしません。
苦しくて知らぬ間に脱いでることがほとんどですし、寝るときは基本的にどこも締め付けないことが1番です。

《私も帰宅後、必要なときは着圧ソックスを履いて家事をします。
途中で苦しくなったら脱ぎます。1時間くらいでしょうか…その時点でむくみはかなり楽になっています。
夜は必ず入浴し、寝る頃にはほとんど解消されています。》


4. 水圧を利用する(入浴)

  • 入浴時には膝が出ないよう脚全体が湯船に浸かるようにしてください

暑くて入浴が億劫でも、水圧をかけることが目的なので、温度などは気にせずぜひ実践してみてください。


5. 締め付けない

  • 下着や衣類で締め付けない

  • 下着はシームレスなど、ゴムがないものを履く。抵抗がなければショーツを履かない

特に鼠径部は締め付けたくない部分です。
(こちらも股関節の痛みを軽減することができると思います。)


6. 足を高くして寝る

  • 毛布やクッションなどで足を高くする

(膝の下にクッションを入れると股関節の負担が軽減されます。)


7. 家の中を歩き回る

  • 足の上げ下げ、足首やふくらはぎ、股関節を意識して動かす

(股関節に負担がないように…)


8. 腹式呼吸

  • 腹式呼吸をすると下半身のリンパの流れが促進されることが分かっています

今すぐでも簡単にできるので何度でも実践してみてください。

他にも、ツボ刺激や軽いマッサージも効果的です。

大変長くなりましたが、できる範囲でご自身に合ったものがあれば是非 実践してみてください。



いかがでしたか?

「むくみ対策」として代表的なものは

・適度な運動
・塩分を控える
が挙げられると思います。

外食だと塩分は過剰になりがちですので気をつけてくださいね。

今回は、外出することがほぼなくなり、家の中でも動かない時間が長いということでしたので、そのような環境でもできることをお伝えしてみました。

参考にしていただけたら幸いです。

お身体のことでお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください(˶ˇ◡ˇ˶)

いいなと思ったら応援しよう!