人生が変わる油
唐突ですが、こちらの映画をご存知ですか?
こちらは実話を元にした映画。
副腎白質ジストロフィー(ALD)という病気になった子供のために、
医者がお手上げになっても奮闘を続けて解決に導いた両親の物語。
医者が見つけることが出来ず、
両親が見つけたものは一体何だったのか???
それが、実は「油」だったんです。
油を変えると人生が変わる理由
副腎白質ジストロフィー(ALD)は遺伝性の病気ですが、
こういった病気だけでなく、近年は特に皮膚のアレルギーの原因も
油が影響することが分かってきました。
そして、特に数年前から皮膚のアレルギーの患者が急増しており、
その一つの原因として挙げられているのが油だったりします。
前回、摂取を控えてほしい油のところであげたようなものを頻繁に摂取する機会が増えたことが影響しています。
油は細胞膜の材料となるので、細胞膜=皮膚にダイレクトに影響が出る訳です。
皮膚のトラブルで悩んでいる方は確かにかわいそうですが、
普段の食生活などを実際に伺っていると外食が多かったり、
雑な食事をされている方もいたりして、、、
「(そりゃ、そうなるよ・・・。)」
と、知識のある身からするとそう感じてしまう訳です。
太っている人の食事を見て、
「私、全然痩せれないんだよね〜。」
と、言っているような感じ。
➡︎いや、そのケーキ!!笑 それ!!原因!!みたいな笑
本来、身体はオメガ6とオメガ3が4:1であると正常。
それが、過剰摂取してはいけないオメガ6を多く摂る食生活をしていることで、
16:1みたいなアンバランスが生まれて、それがトラブルの原因に。
つまり、結論は
『摂取している油のバランスが悪い』
と、いうことです。
オメガ3を意識する生活
かく言う私も油断をすると、オメガ6過多の食事になってしまいます。
特にこれから忘年会シーズンとかになるとどうしても外飲みが増えてしまい、
結構そういった食生活が続くと身体にかゆみが出たりすることも・・・。
そう、正直自分も人のこと言えないし、特別丈夫ではない。
だからこそ、普段の食事を魚メインにしたり、
肉の量を減らしたり意識することで体調をコントロールしています。
そういう実体験も踏まえた上で・・・
オメガ3脂肪酸をしっかり摂ることをお勧めします。
オメガ3脂肪酸といえば下記が挙げられます。
①EPA(エイコサペンタエン酸)
特徴:
主に魚(青魚)に多く含まれる。
抗炎症作用が強く、心血管疾患の予防に役立つ。
血液をサラサラにする働きがあり、血栓予防に寄与する。
期待できる効果:
動脈硬化の予防
血液循環の改善
炎症性疾患の緩和(関節リウマチなど)
多く含まれる食品:
サバ、イワシ、サケ、マグロなどの脂の乗った魚
②DHA(ドコサヘキサエン酸)
特徴:
EPAと同様に魚に多く含まれる。
脳や神経の健康をサポートする脂肪酸で、特に記憶力や学習能力の向上に関与。
妊娠中や乳幼児の発育にも重要。
期待できる効果:
認知機能の向上
アルツハイマー病や認知症のリスク低減
視力や神経系の発達をサポート
多く含まれる食品:
サバ、ブリ、サンマ、サケ、カツオ
③ALA(アルファリノレン酸)
特徴:
植物性のオメガ3脂肪酸。
体内で一部がEPAやDHAに変換される(変換率は低い:5〜10%程度)。
抗酸化作用があり、炎症抑制や皮膚の健康に寄与。
期待できる効果:
心血管疾患の予防
皮膚や髪の健康維持
炎症の軽減
多く含まれる食品:
亜麻仁油、えごま油、チアシード、クルミ、大豆
ただ、実は熱に弱かったり摂取しにくいのが実情。
まずは食事でしっかりと補うことが大事ですが、
それでも足りないのが現実なので、
サプリメント等で補うことが求められます。
と、言うわけで次回は『魚の油のサプリ』について話します。
では、また!