
こんな季節だからこそ免疫について考えてみる(続き)
こんばんは。
今回はこちらの記事の続き。
まずはこちらの記事を簡単に振り返ってみます。
振り返り
免疫が強い/弱いという意味合いとしては下記に分類されるとお伝えさせて頂きました。
①免疫細胞がそもそも強い
②免疫細胞の数がシンプルに多い
③特殊装備を持っている免疫細胞がいる
これらについて、それぞれ警備員に例えて説明させて頂きました。
今回は①~③について、それぞれどのような栄養素を摂ると良いと考えられるか?
それらの栄養素が多く含まれている食品/食材はどういったものがあるのか?を解説していきます。
①免疫細胞がそもそも強い
免疫細胞を強くするのに有用な栄養素がこちらの記事でも書いたビタミンDになります。
ビタミンDは免疫細胞をONにすることで、免疫細胞の潜在能力を引き出すという力があります。
ゲームで言うところのバフみたいなものですね。
そんなビタミンDを多く含む食品はこちらになります。

あとは、日光を意識して浴びることも大事ですし、軽い運動をする習慣を設けることも大事ですね。
②免疫細胞の数がシンプルに多い
数を増やすには、土壌つくりが大事になります。
では、免疫細胞の土壌とはどこになるでしょうか??
まず、免疫細胞が作られるのは脊髄になります。
つまり、ここが生産工場。
ここで生まれた免疫細胞は腸でトレーニングを積みます。
つまり、免疫細胞を増やすには脊椎と腸を強化することが大事になるわけです。
強化するにはどうすればいいのか??
腸はシンプルに"腸活"をしていくとベストです。
腸活はこちらの記事で書いてます。
では、脊髄をより良くするにはどうすれば良いでしょうか?
これは腸活にも関係するところにはなるのですが、
基本的なタンパク質/マルチビタミン/マルチミネラルをしっかり必要量摂ることが大事です。
タンパク質で言えば、出来たら1日3種類のタンパク質を多く含む食品を摂取することをお勧めします。
例えば、納豆・卵・魚とか。
鶏肉・豚肉・牛肉は同じ肉類になるので、違うジャンルのものを入れてもらえたほうが良いかなと思います。
ただ、ここについては植物性タンパク質が食事だけだとどうしても足りなかったり、マルチビタミン・ミネラルも食事で意識することは大事ですが、
絶対量が足りなくなるのが目に見えているので理想は植物性プロテインやサプリメントで補えると望ましいです。
サプリメント類の選び方はこちらの記事を参照ください。
③特殊装備を持っている免疫細胞がいる
最後にこちらについてはまず食品類から紹介します。
・緑茶(カテキン)
→強い抗菌作用が特徴のファイトケミカルスの一種を多く含みます。
・ハーブ(エキネシア)
→キク科の植物に含まれる感染症予防に効果が期待できるハーブ
・オクラや納豆、うなぎ、なめこ等(ムチン)
→免疫層を強固にするネバネバ成分
これらは+αとして意識して摂ると良いと思います。
というのも、基本的な栄養素が取れていなかったり、腸内環境が悪いのにこれらの物を意識して摂っても効果が実感出来ないケースに陥る可能性が高いです。
なので、まずは②を意識して、その次に①→③くらいがベストかなと思います。
次回は「アレルギー」について書きます。
免疫と切っても切れない関係のアレルギー。
そもそもアレルギーとはなんなのか?を解説していきます。
では、また!!