夏=うなぎって本当?
こんばんは。
さて、みなさん。
本日で6月が終わり、明日から7月。
今年は梅雨入りが例年より遅かったこともあり、
なんかピンとこないですが、夏の時期到来です。
そういえば、こないだこんなものを見つけました。🙄
私が住んでいる浜松市はうなぎが有名。
このMAPの通り、あちらこちらにお店が並んでいます。(^^)
→ちなみに、それまで住んでいた浦和もうなぎが有名だったりします笑
うなぎ、美味しいですよね〜。
夏は「土用の丑の日」ということでうなぎを食べる家庭が多いですが、、、
実はうなぎの旬って冬眠前の冬だったりするんですよね🤣
なので、通の人は逆に夏にうなぎは食べないって方も多いです。
なぜ、夏にうなぎを食べるようになったのか
諸説ありますが、1番有名なのは・・・
キャッチコピーの元祖、平賀源内がルーツというのがありますね。
ですが、こちらは明確な証拠となる記述がないとのことで、実はまだ仮説の域を出ていないという見方もあるそうです。
ただ、生物学的には冬の方が栄養を蓄えているので、栄養価が高く美味しいと言われていますが・・・
そもそも、魚を食べる習慣自体が日本人的にはとても理にかなっている食事習慣なので、個人的にはあまり深いこと考えずに、
『食べたいなら食べる、食べたくないなら食べない』
でいいんじゃないかなと思います。
・・・いや、だって、夏に食っても美味いものは美味いし。笑
かと言って、これで終わると「栄養学要素が0」のただの食いしん坊のnoteになってしまうので、、、
夏に向けた「うなぎの栄養」について書いていきたいと思います。
そもそも、うなぎは栄養価が高い
まず、大前提としてうなぎは「魚」になります。
よって、そもそもの話になりますが、
・良質なタンパク質
・身体にいいオメガ3脂肪酸
を多く含んでいます。
なので、コレステロール値を上げてしまい、悪玉コレステロールの元になる飽和脂肪酸を含む肉をたくさん食べるよりかは、確実に身体にとってプラスになることがこれだけで分かります。
うなぎの蒲焼(150g)にはタンパク質が約34g含まれており、これは1日あたり体重1kgあたりタンパク質1gを摂取する考えに基づくと・・・
なんと、体重34kg分のタンパク質が含まれています。
体重60kgの方の場合、1日に必要なタンパク質量の半分が摂れるわけです。
すごすぎる・・・。
さらに、オメガ3脂肪酸もうなぎの蒲焼(150g)あたり2.4gということで、
特に脂質の摂取バランスが崩れやすい現代人にとってとてもありがたいことなんですね。(^^)
他にも・・・
・代謝に働き、疲労回復に効果がある"ビタミンB群"
・骨や歯の材料になる"カルシウム"、"マグネシウム"、"ビタミンD"
また、うなぎのヌルヌルを形成しているものは"ムチン"と呼ばれるもので、
実はこの"ムチン"が胃腸の粘膜を強化してくれるので、
「免疫力UP」の効果が期待できたりするわけです!!
こんなにすごいなら、とにかくたくさん食べればいいじゃん!!
って思いがちですが・・・
毎日食べるのはオススメ出来ない食材でもあったりします。🙅
うなぎのデメリット
実はうなぎには一つ、デメリットがありまして・・・
それが、"ビタミンAが多い"ということなんですね。
ビタミンA自体は抗酸化作用があり、必要な栄養素なのですが、、、
ビタミンAは脂溶性ビタミンに入ります。
ビタミンBやCといった水溶性ビタミンは過剰摂取しても尿で排出されるので問題ないのですが、脂溶性ビタミンはそうはいきません。
なので、ビタミンAは過剰摂取することで"過剰症"が起こる可能性があります。
特に心配なのが「妊婦の方」になります。
と、いうのもビタミンAで1番大きい過剰症が「胎児発育異常」になります。
なので、妊娠を控えている方や妊娠中の方は摂取を控えた方が得策かもしれません。
ちなみに他の過剰症ですと「肝障害」が起こりえますので、くれぐれも食べ過ぎにはご注意を。
とはいえ、それ以外では最高の健康食材になるので、夏休みで家族やお友達等とお過ごしの際に、ちょっとした贅沢でうなぎを食べるのはとても良いことだと思います。(^^)
ちなみに自分は今回は遠出してうなぎを食べに行こうかなと思ってます。笑
また、行った際に「どこに行ったのか?」を報告したいと思います。( ̄▽ ̄)
ではまた!!