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【ATL】STの振り返り&開幕メンバー26人をご紹介
どうもこんばんは、2021年シーズンの開幕メンバー26人が決まったのでスプリング・トレーニング(以下ST)の振り返りも兼ねて紹介していきます(名鑑企画も今週中には完結します)。名前の所が強調されている選手がATLの開幕ベンチ入りメンバーとなります。
先発投手
1.Max Fried(LHP)
2.Charlie Morton(RHP)
3.Ian Anderson(RHP)
4.Drew Smyly(LHP)
5.Bryse Wilson→降格
6.Kyle Wright→降格
7.Mike Soroka→IL
8.Touki Toussaint→60日IL
上から4人は故障離脱もなく無事に開幕を迎えられそうで一安心です。またSTで打たれたライトが今週半ばに降格が確定し、ウィルソンがローテ入りに近づいたかと思いきや彼も降格となりました。そのため本来どちらかが投げるはずだった開幕第5戦はブルペンデーが濃厚です。また昨シーズン途中にアキレス腱を断裂してリハビリ中のソロカは4月後半に復帰が予定されています。
リリーフ投手
1.Will Smith(LHP)
2.Chris Martin(RHP)
3.A.J. Minter(LHP)
4.Tyler Matzek(LHP)
5.Grant Dayton(LHP)
6.Luke Jackson(RHP)
7.Nate Jones(RHP)
8.Sean Newcomb(LHP)
9.Josh Tomlin(RHP)
10.Huascar Ynoa(RHP)
11.Víctor Arano→降格
12.Tucker Davidson→降格
13.Jasseel De La Cruz→降格
14.Kyle Muller→降格
15.Chad Sobotka→降格
16.Patrick Weigel→降格
17.Jacob Webb →降格
開幕メンバー入りを果たしたのは上位10人です。招待選手だったC・エドワーズJr.とN・ジョーンズの明暗が分かれて前者はFAになりました。また体調不良で出遅れたS・ニューカムも開幕メンバーに滑り込みました。彼は昨年まで先発での登板もありましたが、今季はリリーフがメインになります。守護神はSTでも絶好調だったW・スミスが務める予定となっています。
捕手
1.Travis d'Arnaud
2.Alex Jackson
3.William Contreras→降格
正捕手のT・ダーノーが1年間を通して活躍した経験が少ない事に加えて、昨季まで在籍したT・フラワーズとは再契約せず不安が残るポジションです。彼の後継となる控え捕手の枠を巡る争いはA・ジャクソンに軍配が上がりました。W・コントレラスが降格となった理由はチームの育成方針にあります。チームは彼を将来の正捕手と考えていて、MLBで控えを務めるよりもマイナーで経験を積ませる事を選択しました。
内野手
1B. Freddie Freeman
2B. Ozzie Albies
3B. Austin Riley
SS. Dansby Swanson
IF. Ehire Adrianza
IF. Pablo Sandoval
IF. Johan Camargo→降格
IF. Jason Kipnis→リリース
IF. Jake Lamb→リリース
上から6人が開幕メンバー入りを果たしました。STが始まる前はJ・カマーゴとJ・ラムが控え候補最有力でしたが、STで猛打を振るったE・エイドリアンザとP・サンドバルが逆転で開幕メンバーへの切符を掴みました。逆に18年に19HRを放った実績のあるカマーゴはまさかの降格を通告されました。不遇な扱いを受けている感は否めませんが、今回の悔しさを糧に再昇格後の活躍に期待したいところです。
外野手
LF. Marcell Ozuna
CF. Cristian Pache
RF. Ronald Acuña Jr.
OF. Ender Inciarte
OF. Phil Ervin→DFA
OF. Abraham Almonte→降格
センターのレギュラー争いは期待の新鋭C・パチェが勝利を収めました。しかしSTでのOPSは.507と非常に低く、レギュラーの座は決して安泰とは言えません。また控えのE・インシアーテも全く打てておらず、シーズン途中に何らかの補強が行われる可能性は非常に高いと思います。
総括
今回はATLの開幕メンバーを紹介しました。レギュラー陣が昨季同様の成績を収めれば十分地区4連覇も狙える布陣ではないかと思います。一方でGMのA・アンソポロスも認めているように選手層が昨年までと比較して薄いのも事実であり今後の補強等にも期待したいところです。
PHOTO By
Thomson20192