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スイーパー重視のツインズvsスイーパーの弱点を突くカッター重視のガーディアンズ-両者の投手戦略の違いが生み出す球界最高のライバル関係が熱い
初めに ガーディアンズとツインズ。アメリカンリーグ中地区の優勝を争う両チームだが、両者のライバル関係にヤンキース対レッドソックスやドジャース対ジャイアンツのような歴史はない。だが今季に限れば両チームは上記のライバル関係より注目に値する。そしてその注目は精神的なものではなく、両チームの投手と守備に対する戦略の違いに起因する。 ガーディアンズとツインズは投手編成において現在全く異なるアプローチをしている。今回は両者のチーム編成のアプローチとそのアプローチを採用した背景について
センターラインにはレギュラー/控え問わず守備力の優れた選手を優先して、それ以外には打撃力のある選手を優先する編成がメッツの好調の秘訣ではないかという仮説
はじめに ニューヨーク・メッツが好調を維持しています。120試合を消化した現時点で勝率.642(77勝43敗)はドジャースに次いで両リーグ2位の成績です。今週のブレーブス戦は負け越したものの地区優勝さらにはワールドシリーズ制覇の有力候補といって差し支えないほどの状況です。 メッツといえば球界No.1と目される資金力を誇るスティーブ・コーエンが筆頭オーナーになった2021年も大補強を敢行しましたが、蓋を開ければ期待外れの結果に終わりました。それ以前も優れた選手は多いものの