サブカル大蔵経550小田扉『横須賀こずえ』③(小学館スピリッツコミックス)
ついに第三集。さらに、味わい深い。至福。
とにかく早く横須賀に行きたくなります。
都市伝説関さんぽの初回・横須賀編をTVerで見ました。
本作品とは全然違う横須賀の風景で、どちらが本当かわからなくなってきて、余計行きたくなりました!
体育の時間もあるからね。p.130
本巻で登場するこの老犬ニッキがかわいい。そしてニッキのために頑張るこずえたち。
でも、頭は澄みきっている。こうしてわしはじき消えていく。なあ、お前のおかげさ。p.142
そして、哀しさも。
最近外で歩いてる人間少ないね。コロナって言う行事らしいぜ。へー。p.6
頼むわよ…夏も引きこもる生活かもしれないんだから。p.39
作品内マスク描写。「俺の家の話」と「こずえ」は、コロナ禍を作品に残してくれた。
そんなあたしももう5歳…人間で言うと三十代半ば…p.90
題は「こずえ、そのサンサーラは」。動物側から見た輪廻。輪廻は人間だけでない世界を現してくれる。
過去の記憶がないこずえにとっても、今自分がいる世界が本物か疑問に思うことがある。p.105
犬の記憶
でも三浦半島にはないのかもしれない…あるとしたら…海の向こう…p.109…え?千葉⁈「海の向こう」って千葉⁈p.119
一昨年見たテレ東正午の「昼めし旅」で、戦場カメラマンの渡部陽一さんが、このアクアラインのフェリーに何度も乗って神奈川と千葉をひたすら往復するという衝撃的な情景がよみがえりました。ここも早く行きたいです!
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