サブカル大蔵経206北大ACMプロジェクト『北海道大学もうひとつのキャンパスマップ』(寿郎社)
北大が〈植民・殖民〉に加担していたその闇の研究書、暴露本。クラーク博士の雰囲気で独立自尊のイメージがあるが、国の手先機関だった学部と教授。それは、今年の学長解任問題と繋がっている気がした。
また、北大の歴史を通して、北海道の成り立ちを道民に再考させる。国が北海道をどう扱おうとしていたのか。
知識で終わらせない、今の私を撃つ本。道民がみんなで考えてほしい本。ここから始まりだ。
フロンティア精神という言葉は、単に未知の分野に挑戦するということだけでなく、歴史上、植民地化を鼓