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重く苦しくどう考える
2023年11月12日(日)
8時ごろ起床。
たぶん6時ごろには目が覚めていたのだと思う。
寝たり目が覚めたりの繰り返し。
睡眠の質を改善するピルクルの効き目がいいのに、今日はあまりいい感じじゃなかったな。
水を軽く飲んでから支度をして出発。
9時台の電車はかなり混んでいる。
休日早い時間からみんな動きたいのだな。
渋谷に到着。
徒歩10分ほどでユーロスペースに到着。
映画『月』を観賞する。
ある事件をモチーフに、障碍者施設で働く人々の思いを描いた作品。
やるせなさ、偽善、美徳…いろいろな人間の思いがうごめく。
自分が同じ立場でも生きていたいと思うか?
どんな状況でもいいじゃないか、と思うのは自分が自分だから。
その答え、宮沢りえ扮する洋子と同様に窮してしまう私がいた。
差別だと言われても、自分は代わりはできないし、どんな気持ちでいるのかも想像できない。
そんななかでも暗い過去から立ち直ろうと、幸せを模索する洋子と昌平。
目を背けたくなる現実を隠してもいいのか、いやすべてを明るみにしたうえで現実をどう判断するか。
正解なんてないのだろう。
ただ、さとくんの行動は私も洋子同様に認められないと思った。
それさえも偽善だ、という人はいるだろう。
それならば、きっと偽善なんだと思う。
ただラストシーンには偽善はなく、誰にも触れない真実があった。
全体的に暗く重くのしかかる内容。
何度もシアターを出たくなる気持ちにさえなった。
終盤に向かうにつれ、涙が止まらなかった。
悲しいという感情ではなく、人の脆さをダイレクトに感じたことだったのかもしれない。
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それにしても、磯村勇斗は私が今もっとも胸騒ぎをする俳優だ。
『ひよっこ』『今日から俺は!!』『サ道』『きのう何食べた?』『恋する母たち』などなど。
磯村さんはどんな役も多種多様に演じていて、どの作品でも魅了されてしまう。
『正欲』も観に行こう。
宮沢りえさんは私にとって永遠のアイドル。
りえさん、ツラい役どころだったけど、気持ちを重ね合わせるような演技にやはり素晴らしいなと感じたほどだ。
もちろんオダギリジョーも二階堂ふみも全体から熱を帯びていて、人間の汚さ弱さを見せてくれたことに感謝したい。
気分を変えよう。
観賞中もお腹が鳴るほどに空腹だったので、立ち食い寿司に寄る。
本当は映画の中に出てきた回転寿司にしたかったが、ここ20年ぐらい回転寿司に行っていないし大型店のシステムもよくわからないから、慣れ親しんだ立ち食い寿司にした。
店内に入ると、私以外はみな外国人観光客ばかり。
異国の地にある寿司バーに来たのかと勘違いしてしまうほどだ。
限定ランチに白身三貫、光もの三貫を追加して大満足。
二子玉川に寄り、ドーナツと夕食の弁当を購入。
歩いて帰っても良かったが、なんとなく気怠かったので電車で帰宅。
録画していた番組を観ながら、ドーナツでなごむ。
休日のいい過ごし方だ。
それにしても昨日から急に寒くなった。
というわけで、トレーナーとスウェットパンツに着替える。
そうだよな、本来はもうこういう時期なんだよな。
眠くなってきたので小一時間ほど昼寝。
YouTubeを観たり、連絡を取り合ったりなどなど。
風呂に入って、お弁当を食べながらまったり。
録画していた『ビリーバーズ』で磯村勇斗にまた惚れ惚れ。
北村優衣の脱ぎっぷり、濃厚すぎる絡みにドキドキ。
本能や欲望は忠実。
どんな信仰心があっても抗えない。
そして2人だけの「世界」は誰にも止められない。
本を読んだり、YouTubeを観てから就寝。
はぁ~また1週間の始まりだ。
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