結局、私に足りないものはいつも“覚悟”なんだよなあ。
9月の終わりごろ、人生で初めてのコーチングを受けた際に、コーチにいわれたひと言がグサグサと胸に残っています。
いやあ、もう、本当にその通りなんだよなあ。
……といいつつもコーチングを受けてから1ヶ月も経つと、そのときの衝撃なんていとも簡単に忘れていくのが人間というもので。
最近またそれを思い出させてくれたのが、ある友人の存在でした。
その友人とは高校時代に知り合い、学校は別だったけど同じ大学へ進学したことによりいわゆる「マブダチ」的な関係になり。
そんな彼女は今年の春に前職をやめてパラレルワーカーに転身し、今では私と同じく複数のスキルを武器に仕事をしています。
働き方を変えて半年ほどが過ぎ、「思うように仕事に繋がらない」「スキルを身につけて、その先はどうすればよいのか分からない」といった悩みを抱えているようで、何度か相談に乗ったこともありました。
先週、そんな彼女と話をしていて、喉元まで出かかりました。
「やり方なんて、今のご時世調べればいくらでも出てくるじゃん。あとは覚悟じゃないの?」って。
いやいや待てよ。これは特大ブーメランというやつでないか???と思い、出かかった言葉を慌てて飲み込みました。
私だって、人のこと言えないよなって。
「やる!」と決めたのに、思ったペースで結果が出ないからと嫌になって中途半端に投げ出したり、「あとはやるだけだ!」と分かっているのに面倒くさかったり怖かったりして、ダラダラスマホを見てるわりには「時間がない」とかいってみたり。
覚悟なんて、私が一番決まっていなかった。
実際、コーチングの際にも、私、「ロールモデルはいるんです。でも、なり方が分からないんです」と口にした覚えがあります。
そのときのコーチの返答はまたも衝撃的で
……そうだよなあ。
「ライターをやってみたい」と思ったときも、それなりの覚悟があったから独学でも挑戦できたし、今まで仕事として続けてこれた。
片道約2時間かかる会社へ出勤していたときも「絶対に辞める」という覚悟があったから辞められた。
ネットが広く普及して情報収集が容易になった今、調べて分からないことなんてほとんどありません。
私くらいの凡人の悩みなら、世の先人たちがすでに嫌というほど経験しているはずだし、その答えはブログとかYouTubeとか書籍に腐るほど書いてあるんですよね。
そして、それに私自身も、もう十分過ぎるほどに気がついていたはず。
なにより私が独学でここまで来れたのは、「この世にどうしたって答えが見つからないことなんて、ほとんどない」と、自分自身で気がついていたからこそ。
結局、私に足りないものはいつも変わらず「覚悟」であって、その覚悟が決まらないときに「分からない、できない」と言い訳をし始める性質があるようです。
そんなことを気づかせてくれたコーチに、そしてそれを忘れかけていたときに思い出させてくれた友人に感謝。
できないことなんて、きっとない。
あとは覚悟を決めるだけ。
また忘れかけたときに、このnoteを読みに来ようと思います。
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