「死にたい」について。
お久しぶりです☀️まことです。ここのところ体調がずっと悪くて萎え。何とか夏休みには入れたので、しっかりお休みしようかなと思います。
今回のタイトル、ちょっとドキッとさせるような感じになってしまいました。すみません。ただ体調を崩したタイミングで毎回起こる「希死念慮」このことについてちょっとお話ししようかなと思います。
希死念慮の芽生え
元々、「生きたい」とは思っていなかった。というより、あまり自分の苦痛に対して意識を向けることがありませんでした。家庭不和なり、学校生活のストレスなり、とにかく目の前の仕事をこなすことで精いっぱい。その自分の苦痛を初めて自覚したのが中学校1年生の秋あたりだったと思います。それこそ家族の亀裂が自分の目に見えだした頃でした。私の特徴として、無自覚な精神的苦痛が身体的な苦痛に直結していくタイプ、身体的な疲労を感じだした頃なので、この時点で精神的にも追い詰められ始めていたんだなと今改めて実感しています。睡眠もどんどん浅くなって、疲労をすべて次の日に持ち越すような状態になっていたので、「生きていたくない」という感情を自覚し始めていました。どこかのテレビでタレントの人が言っていた「生きてる価値が見いだせない」この言葉を自分の無自覚な苦痛を吐き出す合言葉のように口に出していました。
その後も自分の身体は悪化の一途をたどるばかり。眩暈、頭痛、強い疲労感、そして何よりも睡眠を正しく取れないことが自分の中での焦りにつながっていました。ちゃんと寝れない。疲れが取れない。疲れが取れないから頭も回らない。勉強ができない。家に帰っても何もできない。吐き気も止まらない。10代の花盛りの時期にほぼ1日横になるだけの年月が続き、「なにもできない自分」に対しての存在価値を嫌でも考えるようになりました。そんな無価値な自分の存在を消したいという気持ちとこの身体の苦痛から逃れたいという2つの目的を一気に、しかも確実に叶えられる方法として「死ぬこと」が私の中での答えになっていました。
「死にたい」=???
「死ぬ」ということは苦痛から逃れる絶対的な方法である。だからこそ極限まで追いつめられると「死にたい」という感情がわいてくる。個人差こそあれど、この一連の「死にたい」という感情までの流れは自然の摂理レベルで起こることのように感じます。
よく、うつ病やその他の精神疾患を患っている方のTwitterやYouTubeを見ていると「うつ病の『死にたい』は変換できない」という言葉を聞く場面があります。確かにそうなんです。自分の無力感、身体の苦痛、将来の絶望、それを解決する決定打を私達は求めています。ですが、他に楽になれる方法があるのなら、死にたくはない。死にたくて死ぬんじゃない、楽になりたいから死にたいという結論に達するのかなと思います。
「死にたかった」自分が今抱える矛盾
実際に私もずっと「死にたい」という感情を持っていて、あの頃より弱くはなったものの、現在もその気持ちが全くないわけではありません。何かの拍子にその感情が急激に大きくなってしまうことがとても怖いです。実際に自分が死ぬ方法に対して何度も手をかけたので、最終的に「死にたい」気持ちを実行した人が間違っていたとも思えません。ですが、何とかその気持ちをやり過ごし、今、大切な親友たちと再会できるたびに、本当に一瞬ですが「死ななくてよかった」という気持ちになれます。その一瞬の命綱を何度も何度も繰り返して今も生きながらえています。私にとって、友人たちと会うことは楽になるための解決策となっています。一発で効果が出る有効打ではない、「見捨てられるかも」という不安も残る、ある意味、賢くない作戦かもしれません。賢くない、不確定で、死にたい気持ちがゼロにはならなくても、私はこの方法を選びました。自分の姿が無様だと分かっていてもその一瞬の幸せな時間をまた迎えたい、そんな気持ちです。自分も死にかけて、今もその気持ちはなくなっていない、それなのに、今「死にたい」と思っている人達にそんな一瞬を迎えてほしい、生きてほしいと無責任にも思ってしまいます。だからこそ、そんな人達が実行に移す前にその「一瞬」の時間を見つけられるように支えていける環境を作っていきたいと思います。
あとがき
最後まで読んで頂きありがとうございました♪テーマがテーマだけにちょっと書くか悩んだんですけど、ありのままの自分の気持ちです。「そんなのたいした苦痛じゃなかったから言えるんだ」と言われてしまえばその通りかもしれないです。結果として自分は生きることができている以上そう思われても仕方ないと思います。あくまでも私の意見、これを一般化するつもりはありません。ただ、私が一貫して言いたいのは、苦労した人が報われてほしい、この事は声を大にして言い続けたいです。
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