たびぷらす vol.5-1 ~ 787に乗った。(2012.02.23 ITMーNHD NH036)
「 たびぷらす 」
ますだ家の「たび」とそのまわりにあるお話です。
2012年2月23日。
その前の年に、世界に先駆けてANAが導入したボーイング787機に初めて乗ったあとに、FBに投稿した文章を加筆・修正して再掲しています。
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787に乗った。
ボーイング787型機。通称、DREAM LINER。
ANAが、ローンチカスタマーとして、世界に先駆けて導入した、最新鋭の旅客機。
去年の7月3日に、適合検証プログラム(SROV)のために日本に初飛来。
早朝の羽田空港への着陸の生中継を USTREAM で見たし、数日後にテストフライトで伊丹空港に初飛来するのを見るために会社休んだりもした(^^)
月刊エアライン なんていう専門誌なんかも何冊か買った。
飛行機好きだし、まぁ新しもの好きだし。ましてや新型機の世界初投入に接する機会なんて、そうそうはないと思うので、ハイテンションなのは仕方ない。
でもおそらくはあの造形のどこかに、なんかとても自分の琴線にふれるものがあるらしい。
香港への初フライトは応募したけど外れた。
フランクフルトへの初フライトは、一瞬90%くらい行きそうになったけど、冷静になって辞めた。
で、待ちに待った初搭乗が今日。
787が、伊丹ー羽田路線に就航して約ひと月。実は相方には、少し前に先を越されていた。^^;
伊丹空港に着いたらまず展望デッキに上がって、間違いなく787かを確かめた。ここ半年ですっかり自分には慣れ親しんだシルエット。通常のペイントの機首の部分に大きく「 787 」。
右の翼にJA804A。「JA」PAN、7「8」7、「04」番機、「A」NA 。
このコードの意味も、専門誌を買わなかったら、一生知ることはなかったかもしれない。
残念ながらプレミアムへのアップグレードは叶わず、予め指定していた24Aの席へ。翼のすぐ後ろの富士山側の窓際の席。
機内に入ってまず思ったのが、天井高っ!でも、だれかが書いてたほどの広さは感じなかった。
通路もまぁ、これまで通り。
座席はちょっと硬めだけど座り心地はいい。さりげなくホールドしてくれる感じ。タッチパネルとコントローラのついたコンソールが、誇らしげに付いている。
USBの、充電端子もありがたい仕様。
シートベルトを〆て、いよいよ離陸の時。
滑走路に向かうが、音はやはり静か。それより、いつも翼の付け根の席だとかすかに感じる燃料の匂いを全く感じない。そんだけ燃焼効率がいいんだろうか?
滑走路を走って、離陸は極めてスムース。
上昇するにつれ、翼が上にたわみつつ、全体が小刻みにゆれている。
いつものように昆陽池の上で大きく旋回。更に上昇を続けて、雲を突っ切るとあっという間に水平飛行に入る。ここまで、実に滑らかに感じる。
尖った翼端がキレイなのと、そらとくもの雰囲気と、おまけに西陽の光加減が気持ちよくて写真を撮りまくってた。改めて窓の大きさに感心する。縦で撮ろうが横で撮ろうが窓枠が入り込むことがほとんどない。
そうこうしてるうちに、いつの間にか駿河湾上空に。富士山が翼の下にくっきりと見える。
伊豆から大島の上空を抜け、三浦半島の沖で大きく旋回して東京湾へ。
シートベルトサインが再び点灯すると徐々に下降を始めて、再び雲の下に。
見慣れた風景はA滑走路への着陸コース。
あーもう終わりかぁ、なんて思ってると、横風のせいか、それまでとはうって変わってハードなランディングで、かなり機体に衝撃が走る。^^;
でも、何事もなかったかのように、63番ゲートへしばしの地上走行。やっぱり静かだわ。
ゲートに着いて扉が開いてみんなゾロゾロ降りていくけどけど、なーんかもったいなくて、ほぼ最後の方まで残ってました。
地上に降りるとLEDの室内照明がレインボーカラーに。これはちょっと、これ見よがしですな。(^^;;
とか思いながら、でもちゃっかりとCAさんに写真撮ってもらったりして、感動の 787 初フライトは終わるのでした。
降り際にハッチをベタベタ触ったのは言うまでもありません。(^^)
羽田空港第2ターミナルの展望デッキに上がると、乗ってきた JA804A からちょっと離れたところに特別塗装の JA802A が。
乗った感想。
ここまであれこれ書いてますけど、正直あまりに自然な感じだった。おそらく今後、767 とか 777 に乗った時に違いに改めて気づくんだと思う。
787に乗った。次はヨーロッパかアメリカの長距離路線で乗りたいな♪
( ̄▽ ̄)
2012.02.23
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