レジェンド&バタフライ見てきました
織田信長と濃姫の物語と知って、これは見たいぞ…と思ってはいたのだが。
公開終了した映画館もあるこの時期にやっと見に行ってきました。
noteで今映画の思い出に関する作品を募集してるじゃないですか。
あれの記事見て「そういえば見てない!!!」と思って上映している映画館探しまくったよね…
上映しててもレイトショー枠に入ってる映画館が多い中、奇跡的に夕方から開始する映画館発見できたのでそこでみました。
話の内容も語っているのであらすじ知りたくない方は戻ってくださいね~_(._.)_
どんな描かれ方をしているんだろうかとわくわくしていたんですが。
予想以上にいろいろとしんどいのと、刺さる描写が多くて思っていた以上に泣きました。
PG12なのと戦国時代なので、残虐なシーンが多いのかと予想はしていたので血しぶきが多いのは気にしなかったが。
比叡山のシーンで女子供も●してしまえ(一応伏せる)と叫んでいたが火をつける直前までもしっかり描かれていたことにまず驚き。
(結構敵側の家族をそういう形で手にかけていたことは知ってたけど、実際映像作品でそこまで描いたものってあったっけ?と。わたしが無知なだけか)
濃姫の流産したシーンも、どちらの言い分もわかるというか。
こんなん相手の状況理解しろというのが無理じゃないかと。
そこからの信長を見てて、若かりし頃の信長がこんなに変わってしまうものかと。
濃姫の気持ちを考えたら、とかではないけど普通にしんどいなと思って見てました。
濃姫が離縁してほしいと伝えるシーン。
あそこがいちばん泣いたところではあるんですが。
ふたりの会話でというより、状況というか。
鎮魂ととらえてしまって最初から泣いてしまいました。
あの場で演奏されていた曲がどんなものかよくわかってないけどろうそくがたくさんあるとどうしてもそんな印象を抱いてしまうんですよね。
そこからもうしばらくはボロボロ泣いてましたけど。
本能寺に向かう前のシーンとかも、わかってるからやはり涙がでたし。
ラストの自害する前、置物はとうに落として壊れて蹴られてるシーンとかやはりと思ったけど切ない。
いろんな意味を込めて、ただただしんどかった。
語彙力がなさすぎて、しんどいという言葉でしか表現できない自分が嫌になりますわ。
そういえば思ったほど側室さん出てこなかったな。会話の中では出てきてたけど。
そこはやはりふたりの関係の強さを描きたかったからだろうか…。
あと信長時代に描かれる南蛮文化って素敵ですよね。
ふたりが着物の上から羽織っていたケープのデザインが好みでした。
それと、明智光秀の描かれ方。
わたしが見てきた作品ってだいたいが「心優しい光秀」設定だったので、この作品のような「魔王信長」を崇拝していて、それがどんどん人間に戻っていくのが気に入らず用なし判定して裏切ったという光秀が新鮮で。
歴史作品はこういうのがおもしろいですよね。作家によって描かれ方が違うの。
歴史自体学生の頃に学んでいたことと変わってる点もあるし、同じ時代の作品でもおもしろく見ていられる。
だから歴史が好きなのよね。
以上、とっちらかりな映画の感想でした(。・ω・)ノ゙