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食養生の基礎知識(症状別対策とケア)16
症状に合わせて薬膳、栄養学、生活習慣などを載せていきます。
今の症状と体質タイプを見て、症状の原因を見て調整して症状を緩和していきましょう。
今回は「胃もたれ」です。
【胃もたれ】
消化機能が弱いことですぐお腹がいっぱいになったり、うまく消化できずに次の食事をたくさん食べられないことができないことがあります。
食べ過ぎ、胃もたれがあるときは量を調整して、消化のいいものを摂るようにしましょう。
冷たいものは消化器官に負担がかかるので控えましょう。
《共通セルフケア》
よく噛んで食べる。
ゆっくり時間をかけて食事をする。
食べ過ぎた場合は、次回控えめにして食事量を調整する。
《気虚タイプ》
「気」が不足していることで、少し食べただけでも消化する力が足りなくなって胃がもたれてしまいます。
症状
やる気が出ない、カゼをひきやすい、手足の冷え、食後すぐに眠くなる、胃下垂など
対策
「気」を補う
↓
気を補う食材
うるち米、もち米、山芋、さつまいも、じゃがいも、大豆、枝豆、かぼちゃ、アスパラ、さやいんげん、とうもろこし、しいたけ、舞茸、いわし、うなぎ、えび、鮭、さば、まぐろ、牛肉、豚肉、鶏肉、甘酒、ぶどう、もも、なつめなど
⚠控えたい食材⚠
油っぽいもの、甘いもの、生もの、冷たいもの
《気滞タイプ》
「気」の巡りが悪くなることで、「胃」の消化機能が弱くなってしまいます。
症状
イライラ、怒り、ストレス、頭痛・肩こり、ゲップ・ガス・しゃっくりが多い、喉につかえた感じなど
対策
「気」の巡りをよくする
↓
気の巡りをよくする食材
玉ねぎ、ピーマン、みつば、エシャロット、グレープフルーツ、ゆず、みかん、ネーブル、鮭、かじきまぐろ、ジャスミン、キンモクセイ、酒、赤・白ワイン、フェンネル、ターメリック、八角、陳皮(みかんの皮)など
⚠控えたい食材⚠
イライラや頭痛のある人は、にんにく、香辛料などの「辛味」の食材やウイスキー、焼酎、花椒、胡椒、唐辛子、シナモンなど
《水滞タイプ》
水分代謝が悪くて、「脾」に負担がかかってしまい、消化機能が落ちてしまいます。
症状
むくみ、体が重だるい・倦怠感、軟便・下痢しやすい、めまい・吐き気、アレルギーがあるなど
対策
「津液」の巡りをよくする
↓
体の余分な水分を取り除く食材
とうもろこし(特にヒゲ)、冬瓜、なす、もやし、レタス、すいか、小豆、大豆、黒豆、緑豆、アスパラガス、きゅうり、あさり、鴨肉、昆布、海藻類、ウーロン茶、プーアル茶、紅茶、ココア、コーヒー、緑茶など
⚠控えたい食材⚠
油っぽいもの、甘いもの、アルコール
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