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mstk
2020年6月3日 06:23
(2020年の26冊目)1年以上越しにプルースト再読を再開。だいぶ話を忘れていたがこの第5篇では、語り手とアルベルチーヌの同棲生活と、シャルリュスとモレルの関係(シャルリュスのヴェルデュラン家での立場の失墜が大きな出来事として描かれる)が大きな物語の柱になっているのだが、とくに後半のヴァントゥイユの生前未発表だった作品を契機に語られる語り手(を通して語られるプルースト)の芸術論は読みどころの一つと