認知症介護 ~入浴と排泄~

入浴や排泄に関する情報は、文字情報で知識を得るには限界があるので、動画などを参照すると良いです。

入浴

入浴は身体の清潔さを保つこと、体が温まって血液の循環が良くなり、自律神経のバランスが整うことなどのメリットがあります。そのときに気をつけたいことをまとめておきます。

入浴のサポートは一つひとつ落ち着いてサポートしてください。必要に応じてイスやバスボードを準備するようにしましょう。入浴や着脱の際に便利です。また、手すりや滑り止めマットがあると良いです。

入浴の前後においては、汗をかくので、お風呂前後で水分補給をしておくと良いです。寒暖差が激しいときは、あらかじめ脱衣所を温めておくと良いです。入浴前にトイレを済ませておきましょう。

入浴をしたがらない場合や、入浴ができないときは足浴や清拭をすると良いです。特に汚れやすいところ(陰部、足など)は特に気をつけて清潔を保つようにすると良いです。

排泄

失禁が見られる場合があります。難易度は高いが、トイレに行きたいサインを見つけることができればトイレに誘導ができます。失禁したときに家族が大騒ぎすると本人はショックなので淡々と処理をするようにしましょう。

おむつは排泄物をとる吸収体を持つ「インナー」と、それを固定する役割の「アウター」の2つがあります。組み合わせ方があるので、以下のサイトなどを参照してみてください。また、おむつは吸収量だけでなく、通気性や動きやすさなども考慮するようにしましょう。

参照

『認知症 アルツハイマー病 血管性認知症 レビー小体型認知症 前頭側頭型認知症』, 主婦の友社, 2019/12/31

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