認知症の概要認知症は病気ではなく症状で、その原因となる病気がいくつかあります。 認知症体系・アルツハイマー型認知症 https://note.com/mk_dementia/n/ne4d511022eaa ・血管性認知症 https://note.com/mk_dementia/n/n7725e156c789 ・レビー小体型認知症 https://note.com/mk_dementia/n/n64499d9b61b3 ・前頭側頭型認知症 https://note.
入浴や排泄に関する情報は、文字情報で知識を得るには限界があるので、動画などを参照すると良いです。 入浴入浴は身体の清潔さを保つこと、体が温まって血液の循環が良くなり、自律神経のバランスが整うことなどのメリットがあります。そのときに気をつけたいことをまとめておきます。 入浴のサポートは一つひとつ落ち着いてサポートしてください。必要に応じてイスやバスボードを準備するようにしましょう。入浴や着脱の際に便利です。また、手すりや滑り止めマットがあると良いです。 入浴の前後において
認知症の方を介護するにあたり、食事の面において気に留めておくと良いものについてです。 どのように食べるか口に入れて噛み、飲み込むという一連の流れをすることで、脳を活性化させることができます。点滴や鼻チューブで栄養を取っていた人が、自分の口で食べられるようになると元気になることは良く知られています。また、そのために歯科に定期的に通えたらなお良いですね。 決まった時間帯に、決まった場所で、同じ食器を使うという慣れた環境で食べることで安心することができます。欠食はしないようにし
認知症の症状には大きく「中核症状」「周辺症状」に分けられます。 中核症状本来持っている機能が働かないためにあらわれる症状のことです。認知障害、記憶障害などです。認知症の原因によってある程度、どのような症状が出るかが分かります。 周辺症状中核症状に影響されて、認知症の方が起こすリアクションのことです。中核症状は医学的に理解できますが、周辺症状にはその人の人生まで含めた理解が必要になります。徘徊、暴力、幻覚など、介護者が難しく感じるのはこの症状が主な原因になります。 参考『
認知症の方とコミュニケーションを取るには心に留めておきたいことがあります。認知症について理解しておくことで、なぜその言動を取ったのかの理解することができ、介護の苦労が軽くなります。 軽いコミュニケーション記憶障害を持っていると同じことを何度も繰り返して聞かれることが多いです。そのときには単に回答をポイポイ渡してあげれば良いのです。聞かれたことに対して答えるだけです。ただ質問されて回答するだけのやり取りに感情を持つと、お互いに消耗してしまいます。 認知症の症状の一つに「作話
認知症の最大の要因は加齢です。発症を遅らせたり、症状を軽くしたりすることはできるとされています。そのためには、脳血管の健康の維持が大切です。高血圧、糖尿病、肥満などの生活習慣病は動脈硬化に繋がります。健康的な生活習慣がベースに予防を考えましょう。 ①健康的な食生活老化の原因の一つに活性酸素があります。活性酸素が老化を促進します。活性酸素を予防する栄養素をしっかり取りましょう。 ②運動運動することで動脈硬化の抑制になるとされています。ジョギングや自転車などの有酸素運動で動脈
概要 ー 症状 発症の当初から人格や性格が変わってしまう症状が見られます。落ち着きがなくなったり、乱暴な態度を取るなど、人格が大きく変化する可能性があります。 対応 参考 『認知症 アルツハイマー病 血管性認知症 レビー小体型認知症 前頭側頭型認知症』, 主婦の友社, 2019/12/31
概要 アルツハイマー型認知症、血管性認知症についで、認知症の原因として3番目を占めています。レビー小体という物質が脳の神経細胞内に蓄積して発症します。なお、パーキンソン病も同じ発症メカニズムと考えらています。 症状 認知機能の低下や、幻視・幻覚が見られます。レム睡眠(浅い眠り)のときに夢を見るのですが、そのときに見る夢の行動を実行する症状があり、眠りながら怒ったり、暴れたりする行動をとることがあります。パーキンソン病と同じ発症メカニズムのため、手足の震えや運動機能への障
概要アルツハイマー型認知症についで、認知症の原因の2番目が血管性認知症です。脳卒中の発作がきっかけで、後遺症のように発症します。 症状「失語」言葉がうまく使えなくなる症状、「失認」見聞きしているものをうまく認識できない症状、「失行」日常動作がうまくできなくなる症状が見られることがあります。 物忘れなどがありますが、本人もそれに気付いています(病識)。障害を受けていない機能は保たれています。「まだら認知症」の特徴で、できることとできないことの差が大きいです。一日のうちでも体
アルツハイマー型認知症の概要認知症の原因で最も多いのがアルツハイマー病 (67.6%)です。若年性のものもありますが、年齢を重ねるほど発症しやすい病気です。 アルツハイマー型認知症の原因完全に明確化されていません。脳に異常タンパク質(アミロイドβ)が蓄積されたり、神経細胞内で栄養や情報の伝達を行う神経原線維の変化がしたりすることが原因と考えられています。 アルツハイマー型認知症への対応 異常タンパク質(アミロイドβ)の蓄積が神経細胞の働きを阻害していると考えられていること