認知症の症状
認知症の症状には大きく「中核症状」「周辺症状」に分けられます。
中核症状
本来持っている機能が働かないためにあらわれる症状のことです。認知障害、記憶障害などです。認知症の原因によってある程度、どのような症状が出るかが分かります。
周辺症状
中核症状に影響されて、認知症の方が起こすリアクションのことです。中核症状は医学的に理解できますが、周辺症状にはその人の人生まで含めた理解が必要になります。徘徊、暴力、幻覚など、介護者が難しく感じるのはこの症状が主な原因になります。
参考
『認知症 アルツハイマー病 血管性認知症 レビー小体型認知症 前頭側頭型認知症』, 主婦の友社, 2019/12/31