「情報操作」について少しだけ深く考えてみる

崩壊しつつある日本を見るにあたって思うことを言えば

「もうあきらめようか。」「バカ共もう少しマトモにならんかな。」

と『全てにおいて無意味さを悟る潔さを兼ね備えた賢者』『どこかでフルハウスを狙う七転八起のギャンブラー』のダブルスタンダードが成立してしまう。

この矛盾はこれからもっと多くの、そうだな、いわゆる『知的著名人』と呼ばれる方々にも増えてくるだろうね。

かといって左翼の人たちに混じってデモを起こすなんてことは柄でもないから、少し感情的になったり、その後にまた冷静になったりする程度だろう。



もうずいぶん前から「情報戦」だったかな、と感じている。同じ言葉を九官鳥のように繰り返すAI風クソリプラー(サブアカ)が現れて、随分バカが事態を混乱させてるな。と冷静に笑うわけである。

俺のような人間にもサブアカのクソリプラーが絡んでくるんだから、有名垢なんてのはもう悲惨だろうね。ツイッター内には「緊急事態宣言」って出せないのかね(笑)クソリプラー対策で(笑)

さて、ここでは古代から現代社会まで用いられてきた「情報操作」について話したいんだけど、なんでこのタイミングで話すかと言えば、今コロナで多くの人が普段無縁だった情報に関心を持ちはじめて、そんな情報Lv1の人が誤解釈で暴走し、結果民主主義の知識依存の秩序がぶち壊されつつあるからっていう至ってシンプルな理由なのは言うまでもない。


この情報操作ってのは普段から言われてるものであれば、「マスコミ」とか「メディア」とかの部類なんだけど、これは氷山の一角。

そもそも「メディア」は雑多的でありつつも、一番大衆への情報伝達が速く、頭良い人たちもお世話になってる万能ツールである前提を忘れてはならない。

情報スピードが重視されるが故、誤報、誤爆が起きたりすることが多い。そういう中で意図的に人の心を特定の方向に仕向けさせる確信犯もいるわけだけど、ちょっと冷静に考えてみよう。

それは「メディア」「マスコミ」だけでなく、我々人間がそもそも持ってる性質なのだ。故にSNSでバズったツイートがよく議論の対象になってる。

記事の見出しと記事の中の内容に明らかに矛盾が生じてる(ツイートの内容とツイートの趣旨が明らかに矛盾している) と、いう話に限れば、よほどのバカではない限りそこらへんの火消し班が速攻で対処するから、頭の悪い人たちも"新型コロナニュース"に感染せずに済む。

だが、問題はその矛盾を解明するのが難しい場合である。これは最悪で、火消し班をも燃やし尽くす大火事になりえるのだ。


それが"三段論法"である。

大前提(主に普遍的な法則)と小前提(個別の単なる事実)から結論を導き出す推論方法。
簡潔に説明すると以下のような論法である。

”AはBである。

BはCである。

よってAはCである。

「A」と「C」という元々直接的には関係しない事柄を、両方と関連性のある「B」という事柄を用いて論理的に結びつけることができる。”

この三段論法は多くの説得力のある権威の最もシンプルな必殺技のひとつで、論破バリアを張る為に使い古された古典的手法である。

だが、これが"誤用"されると高度なすり替えが完成され、火事に繋がる。


そのタイプは大まかに二通りある。

①故意
念入りに情報をどう操作するか細かく智略を練った上で、「B」を使って細工をする手法である。先天的なずる賢い女がプライベートでこの論法を知らず知らずのうちに使ってたりするのだが、まだこれは少し頭が良ければ見抜くことができる。だが、情報に普段から触れていなく、文字に敏感だったり、また逆に鈍感な人間がこれを”やられる”と、大体騙される。①の教祖は最高のドクズである。

②過失
残念ながら、これは①よりもタチが悪い。過失の場合、本人が本人をも欺いてるからである。この②の火事は①と違って"やさしいひと”からもたらされるケースが多い。”事実”を無視して"印象"で動くからである。これが感情だけに身を任せたバカ丸出しの発言であっても危険なのだが、さらに危険なのは"頭がいい人"がこれをやらかした場合である。

例えば、今政治はミステイクの連続で、左翼には餌が撒かれ、さらに強力になってるのに加え、普段政治に興味がない人間も政府に関してかなり神経質になって叩いているのが現状である。

この現状を”なんとなく"ツイートの大群の一括りとして見てみると、ちょっと過激な人たちが暴走しているように見える。
その視覚的な事実を「B→C」に括る。そうすることによって「A」をも潰すダブルプレーが完成される。


"頭がいい人"はそんな間違いしないのでは?と疑問に思う人もいると思うが、逆である。"頭がいい人"だからこそそんな間違いを"馬鹿と同じく"やらかしてしまうのである。

例えば、"頭がいい人"は1に対して5を覚えることができる。これは要点を抑え、必要なものだけを自分に取り込むことができるセンスを備えていることを意味する。このようなタイプは、いわゆる"いいとこどり"で自らを高めるタイプなので、色々な過程をスキップしている。故に底をえぐると大体情報の分野では弱者であることが多い。”本質的”な情報Lvで言うなら、「何も理解せずに表面だけで物事を考える馬鹿」と「何でも理解が速くパッチワークで考える天才」は同レベルである。



最近記憶に新しい"マスク2枚給付問題"は『それについて誤解がある』とTwitterの極右クソリプやYouTubeでも話題として使ってくる連中を見た。つまり、(マスク二枚で騒ぐのはデマに踊らされた低能と言いたいんだろう)

これは某東大YouTuberのコメント欄にも書かせてもらったんだけど、

たとえば"マスク二枚"と比較された"世界での対策"は、その"対策だけ"でしたか?って話になるんだけど、全然そんなことはなくて、そのセクトだけで比較したら"マスク二枚だけ"という表現は何も間違えていなくて、これを「政府は他に何も対策せずに"マスク二枚だけ"の政策しかしてない」なんて捉えるバカは間違いなく割合的に少ないはずで、あたかも政府批判している人たちが全員デマに惑わされているかのような煽り方をしているのがわかる。


A=知識を元に
B=政府を批判する。
C=だけどそれはデマである。



『B→C』のロジックさえ完成させてしまえば、『A』を潰せるダブルプレーが完成させられるのは上記でも話した。なぜなら三段論法によって『B→C』は『A→C』になるからである。

が、これは完全に誤用であり、三段論法として実際は機能していない。三段論法を悪用した"すりかえ”にすぎないただのゴミである。


これの背景には大体"原液"が居て、クソリプラーについてはほとんど①や②に洗脳されているケースが多い印象だ。だからボスと比べたらHPが低いのでまだ救いようがある。自分の頭で考えているように本人たちは思い込んでるんだから、それは幸せで微笑ましいのは間違いないとして、周りへの情報への害悪なのも間違いないのだから、やっぱりクソリプラーには"自粛"をお願いしたい(笑)

②のケースは、広めた本人が「そんなつもりで言ったんじゃない」とか言い出して大体逃げるんだけど、”やさしいが故の平和主義”を広めようとする”視覚的"に判断するその軽率な行為が余計バカの解釈に誤解を与え、さらに人が分断されていく皮肉を体現してしまっていて、なんとも面白い群集心理を見せてもらった。本人はいいけど、バカを増やした罪は責任を感じるべきなんだろうね(笑)


で、これはコロナレベルに身近な問題で、情報という分野にはもう少し皆謙虚になってほしいと思う。
俺は俺を貫くぜ!っていう普段何事にも心が揺れない頑固な人ほど、情報というものに関しては手も足もでないような印象だ。
貴方が信念を持ってやっていることは本当の意味での正義なのかもう一度振り返るタイミングが今来ている。
これは小さいフィールドではなく、新型コロナウイルスという世界規模な問題だ。そして今日本で何が起きてるのか?そしてこれから日本がどうなるのか?を冷静に考えたら、もしかしたら答えが違ってくるかもしれない。

そして、誰かが美しい言葉で誰かを魅了しても、その言葉の奥に触れた時、それが残酷なものでないかを深く考えなければならない。


本当の愛が瞬間的な思いやりだけとは限らないのだから。多くのものに触れた時、人の想像力は小さいセクションを越えて、最も大きな思考になる。




宇宙は今も地球という小さい星を包みながら何かを伝えたがっている。



Mr.J-Boy

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