開業したばかりの珈琲屋が意識する4つのこと。商売にも私生活にも通ずる
珈琲屋では、人とコミュニケーションを取る機会が増え、日々たくさんの思考に会話を通じて触れている。また珈琲屋の傍で別の仕事もしているので、そこでの人とのつながりも然り。
ここ数ヶ月間、言われて印象的だった言葉たちを紹介してみよう。
人は人を呼ぶ
長年、無農薬栽培をしている農家さんに言われた。
真摯に向き合う姿勢(態度・発言・行動)は、はじめは時間がかかるかもしれないが人へと伝わる。
クオリティありきのストーリー
別の仕事でクライアントさんに言われた言葉と先の言葉が重なった。
人を呼ぶには、まずクオリティがある。いいものは誰かにシェアしたくなるし、いいものと思うものは長く付き合いたいものだ。
自分に合うところにいればいい
・好きな人に囲まれるという選択を自分でしている
気づかないうちに自分自身に鞭打って首を絞めていることがある(「頑張る」という言葉は力んだ行動をしがちになる)。
「〇〇のように見られたら嫌だな」「〇〇のように思われて好かれたいな」など、自分で勝手に作り出した"他人からの目"に気を取られて、ありのままの自己開示=行動するというのはなかなか至難と感じやすい。ただ、結局のところ自分で他人を操れない(操れたとて、それは偽物であり本物ではないと思う)。どう感じ・判断され・どのような選択を取るかはその人次第だ。
直向きに日々コツコツと生きていれば、周りはその様子に気づいてくるものだと感じるが、報われないこともあることを念頭に入れて、周りはひとまず隅に置いておけば肩の力も落ちて、ありのままに動ける。
実際、周りを気にして翻弄されたところでいいことは何一つなかった。
みんな全員とは仲良くはできない
最後に、私が思っていること。
気の置けない仲があればそうでない人もいるもので、そもそも限られた時間の中で生きているのに、どうやってみんなと仲良くできようかと思う。人の目を気にしがちだった自分は八方美人を重ねてしまい、これではまずいと感じた。表面だけの関係を10持つよりかは、濃い関係を1持てたほうが幸せだ。
良いも悪いも、いろいろな経験を積みかせねて感じた学び。経験しないと気が済まなくて、しなくてよい経験だったなと思うことも最近あった。こうして綴り、誰かに届いたらいいなと思う(誰にも届かなくても、そうなるものだったと結果をゆるりと受け止めよう)。