真実を知りたければ、お金の流れを追跡すること
フォローザ・マネーという言葉があります。
お金の流れを追うことで、世の中の事柄が見えてくるという意味です。
例えば戦争
戦争ってのは、外交手段の一つです。
外交とは国益を追求すること。
国益とは、自国を儲けさせるということです。
つまりお金ってことです。
政治家は、たかが正義のために戦争をやるわけがありません。
このことは、プラトン先生が語っているんですね。
紀元前4世紀に活躍したギリシャの哲学者です。
パイドンというのは、プラトンの代表的な3部作のひとつです。
時代は変わっても、
人間は入れ替わっても
やってることは大して進歩していないんでしょうなぁ^^;
で、歴史好きの人に全力でおすすめするのがこちらの本です。
Kindle版はこちら。圧倒的に安いです(^^)
ユニークなことに、元国税調査管だった方がこの本を執筆されています!
といっても、学生時代から、すなわち何十年もお金や経済の歴史を研究されてきています。
つまり、
歴史の研究者
本職の税務管
という二刀流の方なんです。
これまで三十冊を超える著作をしているだけあって
文章も読みやすいです。
ローマ帝国滅亡の原因が脱税?
そんなこと、高校時代の世界史の教科書には書いていませんでしたよね?
他に、チンギス・ハーンやイスラムの侵攻によるお金の流れの影響についてや。
日本の奇跡的な経済成長を、当時の日本の輸出力の爆発的な成長を数字で検証してみたり。
第二次世界大戦を収支決算してみたり。
日常的に、お金の流れをおってきた人ならではの切り口が大変新鮮です(^^)
是非この本を読んで
何かがあるときは必ずお金も動いていく。
お金の流れを追うことで、見えていくものがたくさんある。
このことを体験してみてください。
そうすることによって
日本のことでも、
国際的なことでも、
表面的なマスコミ報道に流されることなく
この場合どのようにお金が流れているのだろう?
などと考える力を身につけることができます。