労働分配率は非常に大切な指標ですが、
労働分配率には売上総利益が必要になります。
正確な数字を得るためには棚卸をし、
売上原価を確定しなくてはいけないので時間がかかります。
そこで日々の売上から人件費を分析する為に使用するのが
人時売上高(にんじうりあげだか)です。
人時売上高はスタッフ1人1時間当たりの売上高です。
「人時売上高=売上高÷総労働時間」
で求めます。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/24764196/picture_pc_e4f1829f6414f527c31e84fe519cad02.png?width=1200)
売上高8,500千円を総労働時間の1,600時間で割ったものが人時売上高です。
総労働時間は社員とアルバイトスタッフの区別はありません。
時給の差を関係しません。
売上高を労働時間で割って売上高に応じた人件費の効率を分析するものです。
![資料POP2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25577330/picture_pc_f5ca4570832dfacad284284dc28022b7.png?width=1200)