チームドラゴン桜著『なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること』(東洋経済新報社)読了。
著者は、私は一度も観たことはないが、あるテレビ番組で、小倉優子女史の「合格を勝ち取る」のをサポートしたグループだそうだ。
まぁ~、小倉女史が目指した某大学と実際に合格した某大学の間には、いっぱい大学がある(私の母校も含めて)かと思えば、苦笑するしかないのだがな。
でも、読んでみて学ぶことは沢山あった。
私が一番気に入った言葉👏は、
「時間の使い方がうまい人とは、その時間の『目的』をしっかりと定義できる人なのです」という一節である。
リフレッシュする時間なら、「リフレッシュする時間」と定義づけて、思い切りリフレッシュするということ。
私の場合だったら、愛犬(写真の犬)と遊ぶ時間なら、「愛犬と遊ぶ時間」と定義づけて、しっかりと遊ぶ。
この子は普段はとてもおとなしい子なのだが、一旦遊びスイッチを入れると、「不死身のスタミナお化け」に変身するので、飼い主は体力をスゴく使う。
でも、これも、「犬と遊んで体力を消耗する時間」と、ネガティブに定義づけない。
「犬と思い切り遊んで自分のトレーニングも兼ねる時間」とポジティブに定義づけるのだ。そうすれば、私は「時間の使い方のうまい人」になれるわけだ。
閑話休題😅
ともかくも、「なんとなく過ぎる時間」を持たないことこそ、うまい時間の使い方なのだ。
この本の最後の方に「人は『演じている自分』になっていく」というのがあった。
その通りで、
「人は、背伸びをして、演技をして、自分を高めていくもの」なわけで。
私の場合も、自分は時間の使い方が下手だと思っていたが、自分の時間をポジティブに定義づけることで、「時間の使い方がうまい人」になっていけるのである。
最後に、個人的に大笑い🤣してしまったのは、「東大合格者の多い開成高校や麻布高校などの超有名進学校はどこも運動会がさかん」ってところ。
私の母校も女子御三家の一つなんだが、運動会が目前になると、「学校が燃えていた」っけな。
騎馬戦で勝つために、手にクリームを付けて相手が触ったら滑るようにしろとか、パン食い競争を有利にするために、唇にリップクリームをいっぱいつけろとか、女子校らしい可愛いのがあった。
一方で、タイヤ引き競争を「巨人の星」とか、二人三脚ならぬ二人三腕で雑巾掛けをする「一休さん」とか、独創的な種目があって面白かった。
極めつけは「仮装行列」。ほとんど「仮装ダンス」にまでエスカレートしていった。
閑話休題😅
運動会の話の後、この本はこんな風に続く。
「別に彼ら彼女らは、勝つのが好きなのではありません。勝負が自己の成長につながるから、ほんきで挑んでるにすぎないのです。だから、先ほどの100点満点の試験と同じで、別にスポーツで圧勝しても楽しいとは感じません。勝つか負けるかわからないギリギリの勝負が好きなのです。
『勝負を投げ出さない』『勝てるならば勝つた』
そして、負けたらきちんと悔しがって、失敗しても投げ出さずに、その失敗と向き合う。そういう人が、成功するのです」
うーん。
「ギリギリの勝負が好きなのです。」
かぁ~🤔。
ちょっと違う気がする🙄。
この本に一度も書かれなかったことだけど、
結局は一言で言えば、
彼ら彼女らは「純情🔥」なんじゃないのかな❓️
成功するのは、結局純情な人。
真っ直ぐに対象に向かっていける人。
斜に構えて本気出さない人は、何にも達成できない。
私はそう思うな。
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