名刺代わりの5本。“This Is Me”
2020年4月24日。読み専だったnoteの世界が変わった。
そっと書き手への一歩を踏み出した記念すべきあの日から、ちょうど1年が経つ。
それからの1年で書いたnoteは、現在公開しているものだけで130本。毎日少なからず書いているけれど、けっして本数は多くない。エッセイ・掌編小説・散文・・・好きなことを好きなように書く。それがわたしのスタイル。
1周年はプロフィール記事を更新すると決めていました。
1年前、初投稿の記事で書いたんです。
「書いたものが積み重なっていけば立派な自己紹介だ」って。
だから、まずは名刺がわりの5本を紹介します。
■ 定価1,000円の未来
高校時代に出会った1冊の本。その一節からつながる未来とは。note公式マガジンに取り上げていただいたエッセイ。
(Panasonic ✕ note #自分にとって大切なこと 参加作品)
■ スポットライトを当てるのは
娘のおかげで再び出会えた高校野球の世界。彼らの撮影を通して、わたしの大切にしている視点を語ったエッセイ。写真もあるので、ぜひ。
==2021.4.27.追記=======
Panasonic ✕ note「#自分にとって大切なこと」投稿コンテストにおいて、この作品は 審査員特別賞(木浦幹雄さん賞)をいただきました。読んでくださったみなさま、ありがとうございます!
保護者として応援に来られなかった親たちに届けたいという思いから高校野球の写真を撮るようになった水野 うたさん。試合で活躍する姿だけでなく、ベンチの控え選手やマネージャーの姿も切り取り続けました。そしてあるとき、引退した選手の保護者から受け取ったメッセージと、そこから気づいたことは。ていねいに写真と向き合ってきたことがわかる作品です。
(note公式アカウントより)
解像度が素晴らしく読んでいて思わず引き込まれる作品でした。娘さんがマネージャーをしている野球部の写真を撮影する中で、エースだけではなくチームメンバー全員を気にかけること。言い換えるならば光の当たらない場所にいる人にもスポットライトを当てること。作品の中でも言及されていますが、このことは社会の様々なシーンで大切なことでしょう。誰かが、ではなく私達ひとりひとりがもう少しだけでも意識すると、社会はもっと良くなるんだろうなと感じました。(木浦幹雄さんの講評全文)
==2021.5.7.追記=======
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■ それでいいし、それがいい。
ウィルスによる分断を機に「愛とは?」という問いにもぐっていく恋愛小説。冬の日本橋で撮影した写真を織り交ぜながら書いています。
(#教養のエチュード賞 参加作品)
■ 暮らしをみがく ー感覚とことばー CMをめぐって
寝ぼけた朝の勘ちがいがおかしくて、その過程を言語化しようと試みたエッセイ。かっこつけて書いてるけど、基本、早とちりしがち。
■ 忘れられない人
ラーメン屋で見かけた名前も知らない店員さん。その女性の働く様子は、ひと目惚れしそうなほど印象的で。忘れられない光景を描いたエッセイ。
ところで、アイコンの横に表示されるプロフィール欄ってありますよね。たまに編集するんですけど、2021年4月24日現在のnoteとTwitterでの記載内容を補足しながら“水野うた”を紹介してみます。
●note●
笑って泣いて働いて。手のひらサイズの日常を描きます|コメント欄=掲示板+編集後記|平均2500字 ちょい長め|不定期20時更新|note公式#応援したいスポーツコンテスト 入賞|#クリエイターの避難場所|連絡先
▶ Twitter DM/@uta_mizuno
●Twitter●
「手のひらサイズ」って言ってるけど、ホントは半径1.5mの日常を描くnote書き|たまに音楽|野球と写真と読み書きと|もうすぐママ卒業のフルタイムワーママ|140字って意外と長いのね
笑って泣いて働いて
手のひらサイズの日常を描きます
何を書いているか。
それを簡潔に表現したら、こうなりました。「手のひらサイズ」なんて語呂がいいから書いただけで、Twitterに書いている「半径1.5mの日常」が近いかな。ちなみに半径の根拠は身長です。両手をひろげた長さは身長と同じくらいって言うでしょう? 測ったことないけれど。よく、スレンダーで長身だと誤解されますが、チビだしスレンダーではありません。
今現在の人生の立ち位置は、もうすぐ巣立つ学生のこどもが2人いる、フルタイムワーママ。仕事の半径1.5mでは、こんなエッセイを書いています。
■ こどもを抱く彼の背中は
同僚の若きパパへのエールをこめたエッセイ。note公式マガジンに取り上げていただきました。
■ 泣きっ面に熱風
登場人物は同じですが、こちらは少々コミカル。まさに「泣きっ面に熱風」だった主演女優わたしを、いっしょに笑ってもらえたら。
コメント欄=掲示板+編集後記
ネット物書きになって、ずいぶん経ちます。最初はmixi、その後いくつかのブログサービスで書いていました。その頃からずっと、コメント欄は読み手との交流の場。ネット掲示板のようだったり、編集後記的に使ったり。本文のなかで描かなかったエピソードや後日談は、コメントのお返事として書いていますし、質問にも可能なかぎりお答えしています。
交流は好きです。そう感じるのは、コメント欄に集う方々が温かい読み手ばかりだからでしょう。ふらっと立ち寄ってくれる人もあれば、読み手どうしでの会話が始まったりもします。記事や作品を読んで感じたことや気になったことがあれば、お気軽にどうぞ。
平均2500字 ちょい長め
短くしようと思わなければ5000字くらいは平気で書いてしまうので、元旦の抱負で1作品2000字以内を挙げました。
いちばん身近にいる読み手 おとちゃんは、長い文章が苦手。だから、彼女がボーダーライン。彼女がさくっと読めた!と感じられれば合格だと思っています。具体的に心がけていることは、またいつか文章にしようかな。
削っても削っても長くなってしまったものは、2021年に入ってからは分割して投稿しています。たとえば、掌編小説とか。
■ 第1ケルン
長野県 八方尾根スキー場を舞台にした恋愛小説。今は滑っていませんが、20代前半までは雪山通いを欠かさず、けっこう真剣に基礎スキーをやってました。前後編合わせて4443字。おしい! あと1文字足そうかな。
不定期20時更新
毎日更新をしていた時期も過去にはありますが、現在は不定期。忙しい時期(まさに今!)は、週1回程度の投稿です。特に理由がない限り、20時の予約投稿にしています。
note公式#応援したいスポーツコンテスト 入賞
2020年 ASICS ✕ noteの #応援したいスポーツ 公式コンテストにおいて「スポーツのきっかけ賞」を頂きました。この作品を入り口にして出会ったかたも多く、noteの私設イベント等で「うたさんは野球!のイメージ」と言われることもあります。
■ その手を見ると、応援したくなっちゃうんだ
高校野球も好きですが、プロ野球も大好きです。推しの選手は、派手なプレーこそないけれど走攻守いずれも頭抜けた職人技、いぶし銀の背番号8。バッティングフォームも好きだけど、何が好きかって、冷静さと頭脳、プロ意識の高さ、そして彼の言葉にあらわれる人間性です。
#クリエイターの避難場所
マリナ油森さんに賛同して、このツイートをTwitterの固定表示にしています。
SNSを使っていると、炎上や誹謗中傷など思いがけない事故に遭ったり巻き込まれることがあります。わたし自身、過去にnoteではない場所で事故に遭っています。ここへ来てからも、紙の本で読みたい憧れの書き手が、一方的に攻撃されて去ったことがありました。
投げつけられた石に傷つき、孤独と恐怖に打ちひしがれそうな瞬間、あなたにわたしができることは、ただ話を聴くこと。あくまで一次避難場所に過ぎませんが。
そのときは思い出してください。扉は開けています。
連絡先
依頼やご連絡は、TwitterのDM(@uta_mizuno)からお願いします。
“This Is Me”
最後まで読んでくださったあなたへ、幾度となく観ているこの動画を贈ります。この映画を知らなくたって、曲は聴いたことがあるはず。
映画撮影前に実施されたこのワークショップで、何が起こるのか。続きを知っていても、わたしは何度観たって泣いてしまうのです。
わたしのこころをとらえて離さないこの奇跡の瞬間を、どうか目撃してください。
この奇跡に、この歌詞に、心動かされ涙する。それが、わたし。
This Is Me !!!