OLは、誰にでもできる仕事なんかじゃないぞ!(派遣編④)
前回は、派遣3社目を辞めてから、
なかなか次が決まらず、
やっと4社目が決まったところまでを
書きましたので、
4社目のことを書きたいと思います。
派遣4社目の就業先は、通信の会社でした。
配属は、経理部資材グループで、
事務のお仕事でした。
基本的には、
注文書・注文請書の発行、発送、
注文書控えのファイリング。
発注するケーブル等の計算が、
あっているかの確認などもやっていました。
ほかにもいろいろやってたと思いますが、
もうあんまり覚えていない…。
資材グループは、
男性3名と、事務の私の4名だけで、
こじんまりとした課でした。
おじさんたちは、
とても優しく、楽しい方たちで、
働きやすかったです。
私は資材グループで、
女性一人だったので、
いつも、違う階の休憩スペースへ行って、
一人でお昼を食べていました。
たまたま、隣のビルに、
短大時代の友人が務めていたので、
時々、
その友人と外にランチに行ったり
していました。
経理部の他の女性の皆さんは、
経理部のデスクのすぐ近くの
打ち合わせスペースの机で、
お昼を食べていました。
そんな感じで、
気楽にやらせてもらっていたのですが、
資材グループのうち、
男性一名が異動になり、
かわりに女性が一名、入ってきたのです。
私は、この方がどうも合わなくて、
最初は苦労しました。
途中からは、ほどよい距離感をつかめて、
ストレスなく働けるようになりました。
この会社のいいところは、
お茶当番を女性だけで回す、
というのがないところ。
ポット当番だけはあるのですが、
それも、男性社員にも全員にまわしていました。
いやだったのは、
経理部の月一の会議でした。
ほとんど、資材グループとは、
関係ない内容だし、
事務の私は、もっと関係ない。
時間の無駄なので、
なぜ参加しなければならないのか、
意味がわからなかった。
内容も、ほとんど「報告」で、
だったら、文書を回覧するか、
メール添付でよくないか?
と思っていました。
話し合うこともない、
意見を聞かれることもないなら、
会議をやる意味なんてない
と思っていました。
それとは別に、
部が縦割りでグループ分けされた、
月一の会がありました。
毎月テーマが決まっていて、
それについて、意見を述べていく会でした。
派遣社員であろうと関係なく参加する会でした。
他の派遣社員の方は、
なんで派遣が出なきゃいけないのか、
と言ってる方もいましたが、
私はこういうの好きなので、
毎月張り切って参加していました。
そんな恵まれた環境でしたが、
2年で辞めることにしました。
理由は、いろんなことの積み重ねなのですが、
私は同じことをずっとやっていると、
飽きてしまうのです。
何か違うことが、
やりたくなってきたというのが、
一番大きかったかなあと思います。
隣の課の女性が、
毎日のようにゲームの話を大声でしていて、
それにイライラしたというのも、
一つの原因でした。
あとは、失恋したから、
というのもありましたが、
別の部署の方だったので、
仕事とは関係なかったんですけども。
次の派遣先は、
またしても、産休育休代替でしたが、
それについては、また次回!
私が、ここで就業しているときに、
よくしていただいたのが、
本部長でした。
経理部の飲み会があると、
だいたい本部長と、お話していました。
本部長は、私が辞めるときに
「逃げるのかよ」と言いました。
これは、偶然ですが、
正社員を辞めるときにも言われた言葉です。
今回は「ああそうですよ」
なんて、さすがに言いませんよ。
本部長が、私に期待して下さっていたのだな、
というのが分かったので、
その言葉はありがたかったのですが、
「ごめんなさい」という感じでした。
あともう一人、
掃除のおばちゃんとは、よくお話しました。
その方とトイレで会うと、
おばちゃんのお孫さんのお話とか、
聞かせていただいたりして、
束の間の癒しの時間になっていました。
私はその方を、心の中で
「桑原和子さん」と呼んでいました。
似てたもので。