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REPORT OF 『宮本浩次ソロ活動5周年記念ツアー 今俺の行きたい場所』 IN 神戸ワールド記念ホール

気絶してたら12月じゃねーか。
どうも、クソ忙しい年の瀬を過ごす瑞野です。

さあ今年も数々のライブに足を運んでまいりましたが、いよいよライブ納めとなりました。2024年ライブ参りの最後を飾るアーティストはそう!!男の中の男!漢・宮本浩次!!(男山根みたいな言い方)

過去エレファントカシマシのライブは拝見しましたが、今回は念願だったソロライブ。ソロで発売した『冬の花』や『昇る太陽』。さらに女性シンガーを中心とした懐かしい歌謡曲のカヴァーなどなど…生で聴きたかった曲がもう山ほどありまして。ツアーファイナル・神戸公演のチケットゲットしました。


というわけで早速セットリストです。

第1部
1. きみに会いたい-Dance with you-
2. ロマンス
3. 悲しみの果て
4. First Love
5. rain -愛だけを信じて-
6. sha・la・la・la
7. 浮世小路のblues
8. この道の先で
9. P.S. I love you

第2部
10. Woman "Wの悲劇"より
11. 飾りじゃないのよ涙は
12. 喝采
13. 翳りゆく部屋
14. 風に吹かれて
15. 旅に出ようぜbaby
16. 恋人がサンタクロース
17. 昇る太陽
18. Do you remember?
19. あなたのやさしさをオレは何に例えよう
20. 俺たちの明日

(多分)第3部
21. 哀愁につつまれて(新曲)
22. 十六夜の月
23. close your eyes(新曲)
24. ハレルヤ
25. 冬の花

ENCOLE
26. 夜明けのうた

すいません、途中休憩が挟まるのでどこまでが本編でどっからがアンコールかわかりませんでしたが、曲目はご覧のとおりです。

一応ソロ5周年ツアーではあるんですけど、どっちかっつーと『宮本浩次人間生活58周年記念ツアー』みたいな雰囲気。エレファントカシマシで生み出した全世代の代表曲を織り交ぜつつ、ソロ曲、カヴァー曲などバランスの良いセットリストに。緩急のある見応えのあるライブでした。

またこのツアーに向けて制作された新曲『close your eves(TBS系『news23』エンディングテーマ)』『哀愁につつまれて』も初演奏され、宮本浩次の現在地をうかがい知ることもできました。

やっぱり思うけどすごいわ。音のパワーっていうものが。もう半端じゃないです。地面からズンズングッとくる重低音に、唸り叫ぶ宮本さんの渋い声。自然と拳を振り上げ「うぉぉぉぉ!!!!」と叫びたくなる。それぐらい力強いボーカリストですよね。

「冬の花」で舞い散る赤い花びらを全身に浴びながら絶唱する宮本さんはもはや「今死んでも後悔しねぇ」と言わんばかりの姿。命かけて歌ってらっしゃるんだなぁ、という雰囲気でした。凄い。


あと「旅に出ようぜ」「出かけようぜ」「頑張ろうぜ」の宮本3大活用を全身に浴びましたけど、不思議と一言も嫌味に感じないし魂に力がたぎってきました。ストレートに、かつ腹の底から出てくる声なだけに、ミヤジの僕らへの心の底からの愛と応援をとても感じています。

あと、何がすごいって女性シンガーの歌謡曲を「原曲キー」ままで歌えたりする鬼の歌唱力。うわぁぁぁぁと叫ぶようなロックな歌い方も、しっとりと聴かせて心に染みさせるような魅力的な歌い方もできる、この2面性ある声が物凄く好きです。

「Woman "Wの悲劇"より」とか「喝采」が生で聞けたし、ミヤジさんのカヴァー曲を物凄く聴き込んでる私。それだけに超満足度高いライブでした。本当好き嫌いせず一回あの声を浴びてみてほしい。生きる気力が満ち満ちるからさ。


あと久しぶりにコバタケ(小林武史プロデューサー)の姿も拝みました。ミスチルのライブには何年と出てないのでap bank fes 2018以来では?

宮本浩次のソロ活動成功の機動力となったのは、なんと言ってもコバタケの存在は大きかったろうなぁと。エレファントカシマシと違う角度や雰囲気を必要とするカヴァー曲類は特にピアノサウンドを全面に押し出してるし。

バンドサウンドはエレカシ、ピアノサウンドはソロ系、という別の目線から楽しめるのが凄くいいですね。「やっぱりエレカシが見たい」という方もいらっしゃるかもしれませんが、私はソロ曲本当に好きです。これからもどんどんカヴァーアルバムもオリジナル曲も出してほしい。

まさに生きる力をもらったライブでございました。
では来年も沢山良いステージに出会えますように。



おしまい。



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