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【詩のようなもの】 秋の夜の散歩

丁度いい肌寒さと柔らかさ
どことなくするいい匂いを
暗がりの道しるべにして
嫌な気分にさよならしに行く
秋の夜の散歩

衣替えしたズボンのポッケの中の
去年のレシートとメモ書きの字を
早速懐かしみ思い返すも
効率を求めない 我慢をしない
自然な自分に会いに行く
秋の夜の散歩