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『7つの習慣』を読んで―2

○「人が持つ欲求の中で、他人から理解されたいという欲求ほど切実なものはないだろう」

承認欲求は最上位の欲求のひとつだ。
ただ、自分の利己的な意見や要求を押しつける人が増えていると思う。理解されるために自分が何をしなければいけないかを考える必要がある。

但し、岡本太郎が『孤独がきみを強くする』で言っているように、自分を持っている人ほど誤解されやすく、誤解されることこそが純粋に生きている証拠なのだ。極論を言えば、人は必ず誤解するのだ。そこを念頭においていれば、理解されなかったからといって、イライラしたり、人を怨んだりしないで済む。

○「依存状態への反発として、人々は『足かせを捨てる、解放される』『自分を主張する』『自分らしく生きる』ことを求めるわけだが、この反発は実は、もっと根深く、逃れることのできない依存状態の現れでもある。他者の弱さに気持ちを振り回され、あるいは他者や物事が自分の思いどおりにならないからといって被害者意識を持つなど、内的な依存心ではなく、外的な要因に依存しているからだ」

自分らしく生きたいと思ってきたが、それは甘えであって、「外的な要因に依存している」ことになる。確かに私は被害者意識が強い。外的なものに依存したがる。やはり、自分を変えるためには自分と闘うしかない。それくらいの気持ちがなければ、自分を変えるための習慣は身につかない。私にとって第一の目標は完全に自立すること。

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