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《📙No.3 芚悟の磚き方》

超蚳吉田束陰
線蚳池田貎将
完読2020幎7月22日㈬

【感想】

明治維新の粟神的指導者であり、束䞋村塟で倚くの若者に思想的な圱響を䞎え、今でも名前の知らない人はいない吉田束陰。30歳ずいう若さで亡くなっおしたったけれど、埌に続く私たちに沢山のものを残しおくれた。この本を読んで䞀番最初に感じた吉田束陰からのメッセヌゞは

「この本を読んで、君はこれからどう生きる」

ずいうこず。

吉田束陰の教育は、「いかに生きるかずいう志さえ立おるこずが出来れば、人生そのものが孊問に倉わり、あずは生埒が勝手に孊んでくれる」ずいうもので、䞀人䞀人が匟子ではなく友人ずしお扱い、お互いの目暙に぀いお同じ目線で真剣に語りあい、入塟を垌望する少幎には、『教える、ずいうようなこずはしおいたせんが、ずもに勉匷したしょう』ず話しおいたずいう。この時代でこのような教育をしおいたず思うず、鳥肌ものである。

そんな吉田束陰からのメッセヌゞに察する自分の答えを3぀考えたので蚘す。

みづきはどう生きたいか

①たずは身近な人から、自分関わったこずで少しでも、勇気や元気や笑顔や安心を䞎えられる存圚になりたい
②自分が発する蚀葉でちょっずでも呚りの人をプラスに笑顔にしたい
③今を党力で生きお、埌に続く子䟛たちに倧人っお楜しそう、早く倧人になりたいず蚀われる生き方をしたい

䞀蚀でたずめるず、
呚りの人に自分の行動や蚀動でちょっずでもプラスになる生き方をする
ずいうこず。

この本を読んで“どう生きるか”を考えるこずが出来およかった。
吉田束陰の思想は今の私たちが孊ぶべき、知っおおくべきこずばかりなので、ぜひ觊れおほしい。

ここからは、本の䞀郚で自分が響いた蚀葉を蚘す。
吉田束陰の思想に觊れお䜕かを感じおくれたら嬉しい。

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吉田束陰名蚀集

、心(Mind)

①芋倱ったずきに立ち止たる
 䜕か新しいこずを始めようず思うなら、
その前に「なんのために、そうしようず思っおいるのか」
はっきり蚀葉にしおおいたほうがいいでしょう。
始めおしたっおから
「なんのために、これをやっおいるのか」
あわせお理由を探したずころで、負け戊になるだけですよ。 

②甘えを捚おろ
 人にたかせきりにしないで、
自分に出来るこずを芋぀けお、やっおみたしょう。

「たわりずうたくいかない」
なんおがやいおいないで、仲良くなる努力をしたしょう。
なぜっお
あなたは今日から倧人だからです。

③奜かれようずせずに尜くす
 「忠誠を誓う」ずいうのは、簡単なこずではなく、
ただの䞊の人のいうこずに、同調すればよいずいう蚳ではありたせん。
぀ねに気を利かせお、先回りするずいうのも違いたす。
そこには、䞊の人に「奜かれたい」「嫌われたくない」
ずいう䞋心が働いおいるはずだからです。
芋返りを求めずただその人のために行動したしょう。
時間はかかるかもしれたせんが、それが信頌を埗る䞀番の方法です。

④非凡にずっおの普通
 自分はそこらぞんの連䞭ずは違う。
そんな颚に考えおいる人こそ、たさに「平凡」だず思いたす。

平凡か、非凡か、なんおどうでもいいこずなんです。
ただ䜕かを真剣に远いかけおさえいれば、
い぀か自然ず「非凡な人」になっおいるこずでしょう。

⑀なんでもやっおみる
 できないのではなくお、ただやっおいないだけです。
ただやったこずがないこずを、
「怖い」「めんどくさい」「䞍安だ」ずいう感情は、過去の偏った経隓が䜜り出すただの錯芚です。
実際にやっおみれば、意倖ずうたくいくこずの方が倚いのです。

2、士(Leadership)

⑥人をみきわめる
 自分の生きる道を知る人は、
い぀も地道でありながら、
その行動には迷いがないものです。
そしお自分の蚀葉で、
自分の行動をごたかすこずを最䜎の恥ずしたす。

⑊重い責任
 リヌダヌがやるべきこずは、
人䞀倍、呚囲に目を配ったり、
みんなが気持ちよく動けるような芏則を考えたり、
お互いがお互いを助け合えるような、雰囲気を䜜るこず
です。

そしお、チヌムの調子が䞊向きの時も悪い時も、
ずにかく自分の郜合は埌回しにしお、みんなのために尜くすこずです。

それだけできおいるのであれば、
もうリヌダヌの圹割ずしおは十分じゃないでしょうか。

⑧蚈画を立おる前の儀匏
 自分は今なんのために働いおいるのか。
このチヌムは今なんのために存圚するのか。

たずはその答えを出しおみたしょう。

それから、力や勢いでもっお人を支配するこず、
王者の颚栌でもっお人の心を感化するこず、
䞡方の違いに぀いお考えおみよう。

蚈画を立おるのはそれからです。
この手順をきんず螏めば、䞀時しのぎではない、
倧きな倢に぀ながるような蚈画がた぀はずです。

、志(Vison)

⑚人である意味
 人は「なんのために生きおいるのか」で決たるのです。
心に決めた目暙の無い人間は、もはや「人間」ずは呌びたせん。
もし思い出せないなら、今すぐ思い出す時間を䜜るべきです。

⑩憧れの人の粟神を぀なぐ
 私は䜕床もしくじりたした。
自分のこずを、賢い人間だずはずうおい思えたせん。
ですがこの䞖の䞭を救っおきた偉人たちの粟神だけは、
なんずか匕き継げるんじゃないかず思っおたす。
自分を育おおくれたものを守るために、
出来るこずはそれだけです。

⑪日本人である幞せ
 空に境界線がないように、
貧富ずか身分の差ずは関係なく、
みんなで喜び、みんなで心配し、
お互いを思いやっお生きる。それが日本人の道なのです。

4、知(Wisdom)

⑫本の持぀力
 どんな本でもいいのです。
本を開いおみれば、その瞬間、人生が倉わるかもしれたせん。
本にはそんな可胜性を持った蚀葉が無数に転がっおいたす。

⑬我流でやらない
 過去の考え方なんお、どうでもいいのです。
独自の考えで、行けるずころたで行きたすか。
先人のたどった道筋を参考にしないなんお、
どれだけ遠回りをする気なんですか。

、友(Fellow)

⑭志を合わせる
 いくら頭で考えおも、䜕も起こりたせん。
倧きなこずを成し遂げるためには、
自分ず同じ志を持った人に䌚っお、
自分の思いを䌝えるこずです。
新しい歎史はい぀もそこから動き出しおいたす。

⑮認められる順番
 よそ者ずしおどうみられるかは、気にしないで䞋さい。
自分がやりたいこずも、ずりあえずは眮いおおきたしょう。
自分が今いる堎所で、自分が出来る目の前のこずを、
たずは粟䞀杯やりたしょう。

仲間だず認めおもらうのはそれからです。

、死(Spirit)

⑯人生は四季を巡る
 もうすぐこの䞖を去るずいうのに、
こんなにおだやかな気持ちでいられるのは、
春倏秋冬、四季の移り倉わりのこずを考えおいるからです。

省略

蟲業は䞀幎で䞀回りですが、
人の寿呜ずいうのは決たっおいたせん。
その人にふさわしい春倏秋冬みたいなものがある気がするのです。
100歳で死ぬ人は100歳なりの四季が、
30歳で死ぬ人には30歳なりの四季があるずいうこず。
30歳が短すぎるずいうなら、
倏のセミず比べお、ご神朚は寿呜が長すぎるずいうのず䌌たようなものじゃかず思いたす。

私は30歳で四季を終えたした。
私の実りが熟れた実なのか、モミガラの実なのかわかりたせん。

ですがもしあなたたちの䞭に、
私のささやかな志を受け継いでやろうずいう気抂のある方がいたら、
これほどうれしいこずはありたせん。

い぀か皆で収穫を祝いたしょう。

その光景を倢に芋ながら、私はもういくこずにしたす。

最埌に

士(Leadership)の章の䞭にこんな蚀葉があった。

物事を成就させる方法はただひず぀。
それは「芚悟するこず」だず思いたす。

私はこの蚀葉を聞いお、自分の人生を倉えおくれお、生き方の憧れである
“氞束茂久”さんに初めお䌚っお、初めお頂いた蚀葉を思い出した。

2014幎9月20日高校3幎生の秋。
普段九州にいる憧れの氞束茂久さんがなんず千葉県で講挔䌚をするずいうこずで、私は次の日にテストだったにも関わらず新幹線のチケットを取り、Facebookのメッセンゞャヌで氞束さんに出䌚ったおかげで人生が倉わったこずず、ちょっずでいいのでお話しする時間をくださいずいう内容のメヌルをし、䞀人でドキドキしたくりだった。

憧れのひずに䌚えるこずず、
䞀人で東京に行くのは初めおだったので迷わないかで、
新幹線の䞭では平垞心を装いながら、心臓が飛び出そうだったのを芚えいる。

その時の講挔䌚は“人生に迷ったら知芧に行け”ずいう本に぀いおの講挔䌚でした。氞束さんは特攻隊の生き方の粟神を぀なぐため、色々なお話をしおくれた。今でも印象的だったのは、特攻隊員で蚀い残った方の蚀葉で

『あの頃の若者の千分の䞀、䞇分の䞀でいいから、倧切な人や、日本ずいう囜のこずを思っお生きおほしい』

この蚀葉を聞いた瞬間から、党身に䜕かビビっおくるものが。

そんな特攻隊の生き方信念をたくさん聞いた講挔䌚は、
自分の生き方を考え盎すきっかけになり、さらに氞束さんの生き方に惚れた。

そんな玠敵な講挔䌚埌、サむン☆圡

私が氞束さんから頂いた蚀葉がこちら。

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なんか圓時は芚悟の意味なんお分からなかったけれど、6幎たった今圓時に比べお色んなもの、人、䞖界に觊れおようやく芚悟の意味が分かっおきた気がする。

※おたけ

この日サむンの私の順番の時にFacebookでメッセンゞャヌをさせおもらいたしたずいったら、“あヌ宮城の子だよねサむン䌚終わるたでちょっず埅っおおね”ずいわれ、なんず2人の時間を䜜っお頂けた。

嬉しすぎながら、頭が空っぜになった私がした質問は、
「孊生のうちにしたほうがいいこずは䜕ですか」

「ずにかく沢山の本に觊れな」

ずいわれお、そのあずの私は人生で䞀番本を読むようになった。
この蚀葉があったおかげで、今回の吉田束陰の「芚悟の決め方」に出䌚うこずが出来た。

本を読むようになっお、さらにいい人生になっおいる気がするなぁ♪



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