第4話(4/4) 青鬼の思い出
翌朝、彼はA4用紙のレポートを2枚持ってきました。私はその場で彼を立たせたまま一読しました。書かれている内容は、昨晩私が指導した内容をよく理解した上で、護衛艦上のチームワーク、人間関係をいかに円滑に確立するかが戦闘能力を発揮できるかがカギである旨が書かれていた所見でした。個人的には文句はなかったのですが、恥ずかしながらこの物静かな候補生を私は全く注目していなかったんです。もちろん名前は知っていたものの、週番学生として接するまで対して関心もなかった。
私はその日の巡検も彼の先導するコースについていくことを決めました。」
ズズズズズ・・・・・ガガガガガアぁぁ~
急に轟音が鳴り響きました・・・・船頭さん・・・また・・・
ワタシは「すいませんっ!!お恥ずかしい限りで・・・」というと、
五辻総監が「船頭さんは昔からこんな感じなんで気にしないで。まだ8時を回ったくらいですがね、お酒が弱くなりましたねえ。まあ、ほっといて話を続けるとしますか」
第4話 完 つづく
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