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仕事に行くのがしんどいあなたへ

  • 仕事のことを考えるだけで苦しい

  • 仕事の前日は眠れない

  • 毎日の仕事がプレッシャーで眠れない

  • 体調にも影響が出ている

本記事は、そんな方に向けて書きました。


仕事のことで悩んでいるあなたは
真面目な方なのでしょう。

今はとにかく生きているだけで十分です。
あなたは十分頑張っています。

疲れた時は休んでいいんです。
限界を迎える前に休むのも社会人スキルです。

つらさを減らす方法、考えていきましょう。




まずは寝る


何はともあれ、まずは寝ましょう。
睡眠をとれないと判断能力が落ちます。
気分も落ち込みます。

全部後回しでいいです。寝てください。

「そうは言っても色々考えちゃって眠れない!」
という方もいると思います。

人間というのは考えないようにすればするほど
かえって考えてしまう生き物です。

なので、別のことに意識を向けましょう。



呼吸に意識を向ける


一時期話題になった”4-7-8呼吸法”がおすすめです。

4秒かけて息を吸って
7秒息を止めて
8秒で息をすべて吐き切る。

呼吸に意識を向けることで
余計なことを考えないでいられますし
リラクゼーションにもなります。



意味のないことを考える


それでも考えてしまう場合は
あまり意味のないことを考えましょう。

たとえば…
”あ”から始まる言葉をできるだけ多く考える、とか。

本当に無意味なことでOKです。

意味があることだと考えこんでしまうので
意味のないことを考えましょう。



頭を冷やすのも効果的


”頭寒足熱”という言葉がありますが
頭を冷やすのもおすすめです。

デスクワークやストレスが多い現代人のほとんどは
脳の疲労に対して体が疲れていません。

適度な運動や入浴は
適度に体を疲れさせるためにも有効
です。

しかし、運動や入浴はハードルが高いですよね。

手軽にできることから始めましょう。



それでも眠れないなら


それでも眠れないなら、好きなことをしましょう。

寝るモードにならないなら、寝ないのもアリです。

ベッドに入っても眠れないことが続くと
脳は”ベッド≠寝る場所”
と認識できなくなってしまうからです。

ただ一つ気を付けてほしいことがあります。

次の日の夜に眠くなるために
日中の仮眠は15分程度に留めてくださいね。

日中の眠気に耐え、その分夜寝てください。

それで翌朝起きたら日の光を浴びてください。

カーテンを開けるという動作が面倒臭ければ
スマホのブルーライトでもいいです。

ハードルは極限まで下げましょう。


食べられるものを食べる


何言ってんの?って感じですが、
我々の体は食べたもので作られます。

栄養バランスの良い食事を考えろとか
自炊しろとか言っているわけではないです。

ただ、食べられそうなものを食べてください。


結局何を食べればいいのか


食べるのもめんどくさいのに
何を食べるか考えるのもめんどくさい。

とりあえずおにぎりでも食べましょう。
お味噌汁もセットだと尚良いです。

エネルギー源になりますしミネラルもとれます。

ビタミンやタンパク質をとるために
スムージーやプロテインも良いですね。

私は栄養の専門家ではありませんので
専門的なことは言えませんが…

まずは今日を生き延びることを考えてほしいので
最低限の主食+αを推したいです。 


できれば誰かに相談してほしい


寝ることと食べることができたら
できれば誰か、どこかに相談してほしいです。

というのも、あなたがつらい思いをしているのは
職場の環境が原因である可能性があるからです。

他の従業員にも悪影響があるかもしれません。

あなた以外にも、すでに心身を痛めている人が
同じ職場にいるかもしれません。

もちろん、あなたの回復が最優先ですが
あなたの一歩によって、救われる人もいます。



相談するならどこへ?


お勤め先にメンタルヘルス窓口があるなら
利用してみるとよいでしょう。

基本的に相談窓口には守秘義務があるはずなので
あなたの相談内容は守られるはずです。

でも、どうしても職場に知られたくない場合は
医療機関や自治体に相談するのもおすすめです。

例えば、東京都には以下のような窓口があります。

https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/sitaya/seishin/index.html


どんな悩みにせよ、環境を変えればよくなるか、
そうでないかの見定めが必要になります。

もし労働環境の調整ができるなら先に調整して
それでも改善しないようならどこかに相談する…
というのもよいかもしれませんね。
 

医療機関(病院)や相談先選びのポイント


正直なところ、人と人とのやりとりなので
どうしても相性の面が大きいです。

病院探すことのハードルが高い場合は、
自治体の運営している病院検索サービスを
利用してみてください。

東京都だったら、以下の「ひまわり」という
サイトがこれにあたります。

https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/iryo/sodan/komatta/kyuubyou/24h_annai.html


保健センター(保健所)などで
どこがよいか聞いてみてもよいかもしれません。


いくつか選択肢が絞れたら
通えそうなところを調べてみるとよいでしょう。

「この先生になら話せそう」
「院内の雰囲気がいい」
「この立地なら通いやすい」
「土曜日や夜間にやっていると予約しやすい」
「料金体制等がわかりやすい」
「ネット予約があるから電話が苦手でも安心」

決め手になるのはこういう理由でOKです。


大学病院や総合病院のような大きな病院は
予約日が限定されていたり
紹介状が必須だったりしますが
クリニックや診療所なら空き状況に応じて
すぐに受け付けてくれることが多いです。


口コミ(レビュー)について


口コミも参考にされてみてもよいでしょう。
筆者も必ず口コミはチェックする派です。

しかし、人間の感じ方は本当にさまざまです。

たとえば…
要点だけ伝えて数分で診察を終える医師のことを
「全然話せないし、冷たい」と感じるか
「テキパキしていて良い」 と感じるか。

診療科が何科なのか。患者が何を求めているのか。
同じ対応をしていても、相手によって、状況によって
印象や評価というのは変わってくるのです。

口コミを参考にする時は
投稿者がその病院や医師に何を求めていたのかを
念頭に置いて読んでみるといいかもしれません。


相談してみて違和感を感じたら


いざ相談に行ってみて違和感を感じることや
「あれ?」と思うことがあれば
セカンドオピニオンを検討するのも手です。

「話を聞いてもらえず、相手にされなかった」
「決めつけられ、勝手に話を進められてしまった」
「質問をしてもきちんと答えてもらえなかった」
「十分な説明がないまま大量の薬を処方された」

何か違和感を感じたら、セカンドオピニオンを
検討してみてもよいでしょう。


大切なのは自分を守ること


会社はあなたの人生の責任は負ってはくれません。

残酷で、厳しい現実ですが
自分を守れるのは自分しかいないのです。

だからこそ、自分を大切にしてあげてください。

手を差し伸べてくれる人はきっといます。

寄り添って共に考えてくれる人もいるはずです。

でも、声をあげなければ気づいてもらえないかも。

自分だけじゃどうしようもない!と思ったら、
勇気をもって、一歩踏み出してみてください。

いつか、つらくて苦しい今が、過去になるように。

今日より明日がもっと生きやすくなるように、
画面の向こう側から祈っています。


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