「陰摩羅鬼の瑕」読み終えた。

せつない……せつなすぎるっ……

今まで読んだ百鬼夜行シリーズの中でも、いちばん煙に巻かれたようで、それでも筋が通っているような。
後味は悪い、かもしれない？
しかし、伯爵の清廉潔白さが全てを洗い流していくようだった。

電子書籍で買ったきり、ずっと読めていなかったけど、ここ最近、文庫版を手に入れたおかげで最後まで読めてよかった。

分厚さで敬遠される（家人に勧めたら、「読み切れる自信がない」と断られた）けど、読んでいる間は、世界に没入できてすごくいい。

会社の昼休みに、イヤホンでSnowManを聴きながら、その世界にひたる。

次は、図書館で借りてきたエッセイを読むことにする。
楽しみ。