毎年恒例、梨の下準備
今年もやって来ました。
五島のカレーには欠かせない梨を1年分準備をする時期です。
梨農家さんから採れたて新鮮な二十世紀梨をコンテナいっぱい6つ分仕入れました。
まだまだ暑いので仕入れてからすぐに下処理をしないとすぐに腐ってしまいます。
特に糖分が高い梨は腐るスピードが本当に早くて1日置くだけでダメになってしまいます。
冷蔵庫に入れたらどうですか?
といつも一緒に作っているベテランの叔母さんに言いましたが
「冷蔵庫に入れると品質が落ちるからいけん」とのこと。
急げ急げと3人で分担して作業しました。
①梨を洗って皮を剥く係
②不要な部分を取り除く係
③梨を煮込む係
そして煮込んだあとの梨を量りながら袋に小分けにして冷凍庫へ入れるのを手が空いている人がするというルーティン。
1年分のカレーの材料になる量なので、とてもじゃないけど1人では出来ない作業です。
来年は梨処理要員を増やすべきか、、、悩みます。
今回は2日間で終えることができました。思っていたより早く済んだのでホッとしています。
そして私は梨処理作業を途中抜けて…
8月下旬から在庫が切れていると連絡があったのですが、カレー作りが追いつかず用意することができていなかった道の駅「気楽里」にやっと納品に行けました。
久しぶりの納品だったのですが、カレーを置かせていただいている陳列棚になんと嬉しい内容のポップが貼られているじゃないですか!
カタログの一部を抜粋して飾ってくれたり、地元の有名なお店とか、、思ってくれてるんだとか考えると嬉しくて
道の駅のスタッフさんの心遣いにじんわりしました。
この効果か。どおりでいきなり在庫が無くるわけだ、とガッテンが合いました。
なのにしばらく品切れ状態にしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
私たちは現在カレー工房で製造だけをしているので、それを販売してくれているのは工房前の喫茶を運営してくれている会社さんであったり、卸先の方々です。
おかげさまで工房を引き継いでから右肩上がりで売り上げは伸びていますが、協力し販売してくれる方たちがいるからなんだとつくづく感じています。
もちろんその先に購入してくれるお客様がいることには感謝しかありません。
そして梨処理を間、厨房の隣の部屋で退屈な中喧嘩したりしながらも良い子にしてくれていた息子2人もいつもありがとう。
9月は3連休が続くし、店から徒歩5分の青谷上寺地史跡公園で9/21,22と大きな音楽フェスがあります。
県外からも沢山の人が青谷に集まる県内でも大きなイベントです。
沢山のカレーを仕込んでお待ちしております!
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