「自分らしさ」を捉えなおす
保育園が休園になり、リスケの嵐でしたがなんとか落ち着いて定期的にお話会をさせていただいてます(リスケにご対応いただいたみなさまありがとうございました!)。
「お話会とは?」という方は、恐れ入りますが下記のnoteをご覧ください。
お話会でのインプットが多すぎるのだけれど、書こうと思ってもまとまらずに書けない現象がいまだに続いています。
見えてきたと思ってつかもうとすると、指の間からすり抜けていくような感覚で、これが俗に言う「もやもや」という状態なのかもしれません。
普段は「悩む」より「考える」ほうが好きだし、得意だという認識があるのですが、これに関してはぐるぐる悩んでいるし、積極的に悩もうと決めています。
まだまだ手探りなので、全体を総じて「こういうことがわかったよ」ということはまだ言えないけれど、なんとなく「自分らしさについての捉え方を少しづつ変えていきたいという気持ちがでてきた」ということだけは確実に言えそうです。
個性がないという自己認識
私は自分のことを非常に平凡だと感じていて、「私らしさ」とか「個性」みたいなことを問われるのが本当に苦手です。
「趣味は?」と問われることすら厳しいなと感じますし、「好きなことは?」みたいな問いにもできれば答えたくありません(とはいえ、問われれば全力で答えに行く姿勢は持ち合わせています!)。
好きなことがないわけではないけれど、それについて誰よりも知っているわけではないし、おもしろい話ができるわけでもありません。
そんなこんなで、30代になってもなお自分のことを話すことが苦手です。
ちなみに誰得感はありますが、すきなものを列挙しておきます。
・スヌーピー(小学生のころからずっと好きです)
・シルバニア(好きすぎて子どものためと称して買おうとしています)
・ガチャガチャ(見つけるとやらずにいられません)
・動物(犬猫を筆頭に爬虫類以外は何でもすきです)
・関ジャニ∞(15年ぐらい追いかけてました)
・コブクロ(15年ぐらい追いかけてました)
・オダギリジョー(高校生のころからずっとすきです)
・加瀬亮(高校生のころからずっとすきです)
・読書(月に最低でも5冊は買います)
・Vivienne Westwoodのハンカチ(50枚ぐらい新品で持ってます)
・夫さん(同棲してから毎日、結婚しようとせめよってました)
・子どもの寝顔と頭皮の匂い(子育て大変だけど、子どもは最高です)
新しく見えてきたわたし
そんな話が苦手な私にも興味をもって話したいと言ってくださる方がいることは、それ自体が本当に私の救いになってくれました。ありがとうございます。
さらにはお話会をしていると、ポジティブなフィードバックをもらうことが多くあり、その中で「新しい私」が見え隠れして、それがとても新鮮でおもしろくて、心を癒やしてくれたなと感じています。
まずおどろいたのは、私はそこまで話下手ではない(かも)ということ。いまだに大人数では緊張するけれど、一対一であればそこまで問題なく楽しい時間を過ごすことができる、というのはとても自信につながりました。
あとは、相手が言っていることを自分ごと化して学びを得る習性があるということ。思い返すと本や映画もそうなんですが、読み終わったあと「この本がどんな本か」というまとめはできないんですが、「この本がどのように私に影響を与えたか」みたいなことはすらすら言えたりします。
それ単体での意味を理解するのではなくて、すべてのインプットは自分ごと化されて、私の人生の一部分になっていく。そんな感覚があるなという気づきがあり、とても学びになりました。
気付いていなかった得意なこと
気づきはそれ以外にもたくさんあったのですが、一番多くフィードバックをもらったのは、「言語化が得意」というもので、これも衝撃的でした。
「言語化」については、今まで得意な意識はなく、どこかで強みとして発揮した記憶もありません。けれど、話した人の多くがそう感じるのであればきっとそうなのだといまは素直に受けとめることにしました。
あまりにも自然にやっているので、自分でもこの強みをどう伸ばせばいいのか検討もつかない状態です。
意識すると逆にできなくなっちゃう気もしていて、「この強みを使って誰かのもやもやを言語化してあげよう!」みたいな強気な気持ちにも全くなれません。
せっかく見つけてもらった強みなので、大事に伸ばしていきたいなと思っていて、まだそのやり方を模索中です。
自分らしさの多面性
今まで全く違う人生を歩んできて、たまたま同じキャリアスクールに通っているということだけでつながった人たちと、60分もじっくりお話する貴重な機会を得て、本当にいろんなものを受けとりました。
一番受け取っているのは「新しい視点」で、その中で出会えた「新しい自分」を私は結構(いや、かなり)気に入っています。
とにかく自己評価が低くて、自分のことになるとネガティブになってしまうことが多いから、自分だけでは見いだせなかったたくさんの私に出会えて、とても嬉しい気持ちです。
私というものがいかに多面的であるかを実感しつつ、自分の可能性みたいなものを見いだせた感覚もあって、ワクワクしています。
「自分らしさ」や「個性」って言い表せるものではなくて、「どうしようもなくにじみ出てしまうなにかを、自分ではない誰かが自然と受け取って感じとるもの」なのかもしれないな。
また引き続きお話をしていく中で、自分の中に芽生えた気づきをもっとnoteに残せたらいいなと思っています。