世界一周の「食」、について。【衣(移)食住】
今回は、世界一周の衣食住の「食」について。
▶︎毎日どこで何を食べていたの?
▶︎気をつけていたことは何?
世界一周中、毎日各国でいろんな料理を食べてきました。宿も毎日変わる為、冷蔵庫に食べ物をストックすることはできません。毎日が食料探しの旅。毎日の生活に欠かせないものですが、口から直接体内に入るものであり、衛生面や栄養など結構敏感になる「食」の項目。
(衣食住のまとめはこちらの記事から)
それではどうぞ。
✔︎ 2Lペットボトル、お菓子は常備。(生きるためです)
私たちは世界一周中、水とスナック菓子は常に持ち歩いていました。特に移動時はマスト。
国が変われば、通貨も変わります。クレジットカードが使える国であれば問題ないですが、使えなかった国も結構あります。現金があったとしても近くに買う場所がない、ということも。
暑い地域は常に汗だくで喉が渇き、寒い地域は乾燥でカラカラになります。免疫力を高める為にも、水分補給は大事。手を洗ったりうがいをしたり、なんだかんだ必要な水。ちょっと持ち歩くのは重かったですが、水が無い、という状況を避けました。
もう一つはスナック菓子。いつご飯が食べられるかわからない状況での強い味方。特に保存がきいてコンパクトなクッキーやウエハースを持ち歩くことが多かったです。食料がないことで一番大変なのは…Rinの機嫌が悪くなること。お腹が空くとイライラしてきます。食べることが大好きな、Rin。お菓子を与えると、元気に。もはや食べ物はお薬です。
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✔︎ 空港ラウンジで野菜摂取。(使わない手はないです)
私たちが楽しみにしていた「食」の1番は、空港のラウンジだったかもしれません。笑
無料で、美味しいものを、無限に、食べたり飲んだりできる、という錯覚。スバラシイ。これはプライオリティパスという魔法のカードの特典。年会費として¥18,000ほどかかりますが、利用しすぎて完全に数万円は得していると思います。
ほとんどの空港にこのパスを利用できるラウンジがあり、フライトの日は早めに空港に到着していました。2日前から滞在していたことも。笑 言い換えるなら、ビュッフェレストラン。 普段摂取しにくい野菜をメインにお皿によそい、おなかいっぱい食べ… 旅人の強い味方でした。 ラウンジによって、お酒が置いてあったり、日本食が置いてあったり。毎回違うので何が食べられるのか?という楽しみもありました。 世界一周行く人に「何準備して行けば良いですか?」って聞かれたらこのパスを発行してください!って言います。笑
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✔︎ 物価の高い地域は、自炊。 (¥一桁違うことも)
物価の高い地域…特に北欧やリゾート地は驚きの価格です。ヨーロッパは滞在期間が長く、ほぼ自炊でした。毎日パスタ、パスタ。パスタ。笑 毎日作りすぎて結構極まりました。 物価が高い地域でも、品を選べば安いものは意外と安い。自分で調理するだけで、外で食べるものと同じ量を0一桁少ない金額で食べられることも。 いかに毎日飽きずに、アレンジして安く済ませるか。気づいたら楽しんで料理している自分たちがいました。今もその精神は生きています。笑
よく使っていたのが、ふりかけるスパイス。パスタに和えたりお肉に振りかけたり。とりあえず「美味しいご飯」になるのでおすすめです。腐りにくいので、小分けの袋をずっと持ち歩いていました。
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✔︎ 各国1回は現地料理を食べる。(当たり前ですね...)
寝床代と食費は毎日かかさずかかるもの。節約、節約、となりがちのご飯ですが、せっかく訪れたからには本場の味を。本場の味って?と、結局わからない国も多々ありましたが笑 その国の食文化をしるというのは経験という意味で大事。意外だったのが、ケニアとペルーのご飯が日本チックな味だったこと。優しい味でした。
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✔︎ 現地民が集まるレストランに行く。(ネット上の評判よりアテにします)
各国無数にあるご飯屋さん。私たちがお店選びの指標にしていたのが、現地の人がいるかいないか。ブログやGoogleマップで評判の良いお店は確かにあります。ただ、「観光客向け」の味や価格になっていることも多いです。美味しい=現地の味 では必ずしもなく… 誤解を招く表現かもしれませんが、その地の食を知るのであれば、安くて店構えがそれほど凝っていなくて現地人でいっぱいのお店が、その国の味なのかな、と。入るのにちょっと勇気がいるときはありますが、予想外の味に出会ったり、オーナーの優しさを感じたり、独特の雰囲気を味わえて楽しいです。
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✔︎ 出された水は飲まない。口に入れない。(やられる可能性あり)
これは、出発当初から気をつけていたこと。蛇口をひねれば飲める水が出てくる日本。(ベネチアやヘルシンキなど、この水飲めます!と説得力ある感じで書いてあれば別ですが…) 大体の水道水は飲めません。レストランで出てくる水も怪しいので、飲まないようにしていました。
飲み水としてはもちろん、うがいや歯磨きも購入したペットボトルの水を使用。そこまで?と思いますが、何があるかわからないし、こんなことで体調が悪くなっても面倒なので、とりあえず徹底していました。
気を抜いてペルーでやらかしましたが…
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✔︎ 疲れた&イライラしたら中華料理屋。(強い味方です)
いろんな国に行くと、お口に合わなかったり気分じゃなかったり。そんな時もあります。疲れているときは尚更…新たな料理(現地料理)にトライする気力さえ無くなります。笑
そんな時の心の支えは、中華料理でした。
なぜ中華料理?
なんとなくですが、個人的に(ふたり的に)考えた理由はこれ↓
・野菜が大体入っている。
・味にハズレがない。
・なんかホッとする。
・漢字で大体イメージできる。
・基本安い。
・なぜかどこにでもある。
▶︎ 野菜が大体入ってる。
これは結構重要なポイント。意識しないで食べていると、いつの間にか炭水化物ばっかりの食事になります。パン、いも、ご飯、パスタ….形を変えて目の前に現れます。笑 その点、スープものでもメインでも、しっかり野菜が混ざっているのが中華料理。現地の料理も一応野菜は付いてきましが、スライスしたキュウリやキャベツなどの生野菜。ちょっと怖くて食べられない時もあるので、しっかり料理に混ざって火が通っている野菜を食べられるのはとても嬉しい。
▶︎ 味にハズレがない。
なんか毎回、満足して店を出ます。なんでだろう。多分期待通りの味なんだと思います。そして、日本食との違いは…誰が作っているか。(日本食が美味しくないと言っているわけではありません。) ただ、よく書いてある「SUSHI」や「RAMEN」は、ん?って思うようなアレンジ料理やオリジナル料理が多い。そして店内を見ると、外国人が作っているところも多いです。結構繊細な味付けの日本食。スリランカでお会いした日本食を経営する日本人に伺った時の話に納得。「日本人がいないとその料理はすぐ現地好みの味に変わってしまうんだ…」と。
▶︎ なんかホッとする。
現地で入る中華料理屋さんは、(当たり前かもしれないですが)中国の方が経営しているお店がほとんど。地球の反対側やマイナーな国ではほとんどアジア人を見かけません。そんな時に、感じる仲間意識。笑 特におしゃべりすることはあまりありませんが、実家に帰ってきたような感覚になります。
▶︎ 漢字で大体イメージできる。
料理の注文で厄介なのが、メニューの解読。今はGoogle翻訳があり、全くわからないわけではないですが、英語どころか料理の写真もないお店では、何が出てくるかのお楽しみ。その点、中華料理の中国語は漢字で大体どんな料理かイメージできるのでプレッシャーが少ないんです。笑
▶︎ 基本安い。
そう、安い。激安!ではないんですが、日本食より圧倒的に安い。そして安いのに、大体の店がボリューミー。学食、的感覚。
▶︎ なぜかどこにでもある。
日本食のお店って、ある国とない国が結構マチマチ。(金額や味の条件を無視すればあるかもしれませんが) でも、中華料理って、ほぼどこにでもあります。 え?っていうところにも。しかも1軒だけじゃなくて、何軒も。一番びっくりしたのは、ペルーのイキトス という小さなまち。村? フェリーでしか行くことのできない小さなまちに、中華料理店があちこちに。中国人の生命力を感じました。
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✔︎ まずマックを探す。(最強の味方です)
マックの良いところ…
・世界展開の安心感
・ある程度安い
・長居できる
・会話しなくていい
・いろんなメニューに出会える
▶︎ 世界展開の安心感
日本でもかなりお世話になっているマクドナルド。さすが世界のマック。ほとんどの国であります。そして、ある程度保証されている店内の雰囲気·サービス·味。
▶︎ ある程度安い
行った国のほとんどが、コーヒー1杯100-200円。おしゃれなカフェに入れば平気で500円以上するので、チリツモのカフェ代を考えると、この価格帯はとても助かりました。
▶︎ 長居できる
マックを使うタイミングは主に3つ。
・チェックインまで時間があるとき
・人と会うまで待つとき
・作業(計画)したいとき
こんなとき必要なのは、ただ「座って長く居られる場所」。基本店内は広くて、営業時間も長い。店舗によってはWi-Fiも設置されているのでありがたいです。良質なWi-Fiを求めるときは、「世界のスタバ」に課金しますが笑
▶︎ 会話しなくていい
海外のマクドナルドを巡って思ったのが、タッチパネルの注文板がメジャーなこと。こんな国も?って国までタッチパネル。逆に日本であまり見かけないのが不思議なくらい。タッチパネルの良いところは、勝手に注文できる点。特に英語圏外は、店員さんとの意思疎通にてこずらなくて済むので楽です。
▶︎ いろんなメニューに出会える
各国でオリジナルメニューがあるのが楽しいポイント。韓国であればプルコギ、インドであればカレー、台湾はなぜかコーヒー1杯よりセットの方が安くなるメニューも。笑
ちなみに、個人的にイイ!と思った国は、スリランカ。チキンがついてくるスパイシーランチパック。コスパ最高で、美味しい。日本でも販売してほしい。
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以上、Miwa の「食」スタイルでした。
自分たちだけのお気に入りのお店を見つけたり、現地の食材を自分たちで調理したり。食を通して現地の人と仲良くなったりもしました。ローカルなお店、空港ラウンジ、屋台、自炊…いろんなカタチで「食」を楽しめた世界一周でした。
次はラスト!!衣食住の「住」について書いていきます〜!
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