あの時、背中を押してくれた本。 #世界一周
先日本棚を整理した時に目についた本。ふと世界一周に行く前のことを思い出しました。あの時、なんか後押ししてくれたんだなあ…と懐かしくなりました。そんな本たちを今日は紹介します。
(その前に。)
私たちの世界一周への思い…
同じ世界一周でも、お互いの目的や考えはちがいました。そして、今まで比較的まっすぐな道を歩んできた二人にとって、世界一周は大きな決断でした。
そんな決断を後押ししてくれた(であろう)今回の本は、「成功法」が書いてあるというよりは、自分のやりたいことや思っていることに対して納得のいく表現をしてくれている本、という感覚です。
それでは早速紹介していきます。
LIFE SHIFT [リンダグラットン]
▼ざっくりいうと…
親や祖父母の時代はどんな時代だったのか、年代別の生き方 (私たちの世代、親の世代、おじいおばあの世代) を例にして説明されている本です。昔とは違う!と振り切るのではなくて、各年代の背景や状況に合わせて、判断軸や行動が変化していくことをわかりやすく教えてくれます。
自分がしようとしていること、考えていることが「必要」であることをもう一度確認でき、一歩踏み出す後押しをしてくれた本でした。帰国してこれから再スタートをする今も、自分の考えや行動に自信を持つ意味で見直すことが多いです。
(今は LIFE SHIFT 2 が出ているようで、今度読んでみたいなと思っています。)
諦める力 ~勝てないのは努力が足りないからじゃない〜 [為末大]
▼ざっくりいうと…
学生時代の頃、諦めずコツコツ頑張ることが自分の取り柄で、1つの物事を頑張ることで「諦めなければきっといいことある」「これだけ頑張ったんだから」という気持ちは結構大きかったと思います。逆に何かを「辞める・諦める」ことは、なんか自分に負けたというか、逃げたという感覚でした。
でも、"手段は諦めてもいいけど、目的は諦めてはいけない" というメッセージに後押しされ、「私は逃げたんじゃない」と言い聞かせるよりかは「目的を達成するために諦めることがベター」という前向きな気持ちで、決断をできたと思います。
WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. ~現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ~ [佐渡島 庸平]
▼ざっくりいうと…
比較的人生が自由になった大学時代から、コミュニティーに入ることや、属した中で過ごすことの難しさを感じるようになりました。大学に関しては6つのサークルに入ったりやめたり…。 ありがたくも最終的に、これだ!と思えるコミュニティを見つけられたのですが、この経験があったからこそ今があるとも思っています。「自由」と「安心」のバランスの難しさを考えさせられました。
この本を読んで、所属している(た)「家族」「会社」「夫婦」「サークル」という形式的なまとまりでコミュニティーを考えるよりかは、「どういう役割があるのか」「何のための所属か」という部分で考えるようになりました。
コミュニティの捉え方を改めて考え直し、居心地の良い場所にとどまるリスクや自分の目的に合う環境を選ぼうと決め、世界一周の選択をしました。
今後も、環境を変えられるのではなく、自分の変化に合わせて常に柔軟に環境を設定していけるようにしていきたいと思っています。
おまけ
今回ふたりの【世界一周後押し本】を紹介しようと思いましたが… (あんなに本棚に本が溢れてるのに) Masaru は意外にも後押しされた本というものは存在しなかったという事実。
代わりこの映像に出会ってビビッときてしまったそうです。
▽ジャングルの密集船潜入1日目
Masaru コメント…
このなすDコンテンツが世界一周の決断を後押ししました。
ナスD、謝!!!!!!
そして結果、夢が (一応、若干) 叶った様子がこちら。笑
はい…! そんな感じです!
それではまた。