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ため息俳句 六日
年賀状返礼未だ六日なり 空茶
何人かの方から年賀状じまいを告げる年賀状が届いた。
自分と云えば、もう3年前から勝手に年賀状は出さないと決めた。年賀状じまいの挨拶などしていない。こちらが出さなければ、失礼千万と先様もお止めになるであろうと、横着を決め込んでいた。
ところが、そういう薄情者を見捨てずに、年賀状を送ってこられる方がぽつりぽつりとおいでだ。
そうなると、やはりこちらも返礼せねばと気が咎める。
今年もそういう方がいて、元旦に届いた相手先へは礼状を送ったが、その後に届いたものは、未だ筆をとれないでいる。今日あたりは、寒中見舞いにしようかと思うようになっている。
これではいつになっても、きれいさっぱり賀状廃止ということになれない。やはり、年賀状じまいの通知をするべきか。いや、なんだかそれも気に食わないのだ。まことに我ながら愚図である。
一茶の句にこうある。
湯に入ると巨燵に入るが仕事哉 一茶
これは、今日この頃の自分のことだ。一茶はうまいこというなあ。
今夜も先ほど湯に浸かったばかりだが、浴室の窓を雨が打つ音が聞こえていた。夜には本降りとなると予報で言っていたが、その通りになった。
以前にも書いたが、昨年の11月以降、降水量は微量である。本当に久しぶりに聞く雨音である。
用なしの心臓温くしぐるるや
今し方、トイレの窓から西に三日月が出ていた。
もう雨は上がったらしい。