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ミシェル・フナコスキー
2023年7月12日 12:42
あれは天使だったのか…。乗り遅れそうな微妙な時間、バス停へと小走りで向かった。バス停に着くなり、ベンチに座っていた少女に話しかけた。「180番のバス、行っちゃった?」「ううん。大丈夫。まだ来てないの。いつもはね、彼女、この時間には来てるんだけど、今日は遅れてるみたい。」なんだかとても嬉しそうに、少女は必要以上に丁寧に説明し、満面の笑顔を私に向けた。ダウン症に特有の可愛い無邪気な