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ファンク、ソウル

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昔から今日までのR&B、ファンク、ソウル、レアグルーヴをまとめてます。
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#ブッカーT

Sam & Dave. Hold on I’m coming (1966)

Sam & Dave. Hold on I’m coming (1966)

本作はサム&デイブがスタックスで録音した初めてのアルバムです。同性デュオという珍しいグループですが2人の時に息を合わせ、時に互いを煽るようなボーカルはとてもスリリングでかっこいいです。曲のほとんどはアイザックヘイズとデイヴィッドポーターの2人(一部は2人ともう1人の共作)ですがどの曲もサザンソウルの良さが詰まっています。ジャケはなぜ亀なんでしょうか。気になります。

メンバー
ブッカーT & MG

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Booker T. &The MG’s.  McLemore Avenue(1970)

Booker T. &The MG’s. McLemore Avenue(1970)

原曲とカバーのどちらがいいか(好きか)というのはよく見聞きする話題ですがどちらもいいミュージシャンの演奏だった場合違う良さを持つことが多いです。(特にジャンルが異なる場合)本作はビートルズのアビーロードをジャケット、タイトル含め全てカバーしています。B面にあったメドレーは解体されたうえで組み替えられ(演奏されていない曲もあり)よりスケールの大きいものになりました。演奏もロックのフィーリングを残しつ

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BookerT. sound the alarm (2013)

BookerT. sound the alarm (2013)

今回はブッカーTが2013年にリリースしたsound the alarmを紹介します。このアルバムはジャム&ルイスを迎えて制作した(ジャム&ルイス色はそこまで強くないです)アルバムでほとんどの曲でゲストを迎えています。

sound the alarm
メイヤーホーソーンをゲストに迎えた曲。いきなりヒップホップで面くらいますがよく聴くとブッカーTのオルガンが聴こえてきます。スティーブクロッパーっぽ

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Booker T.  Evergreen (1974)

Booker T. Evergreen (1974)

スタックスを退社後リリースした初めてのソロアルバムです。コッテリしたサザンソウルというよりはフリーソウルのような曲が多いです。

メンバー
ブッカーTジョーンズ:キーボード、ギター、ベース
デイヴィッドTウォーカー:ギター
ジムケルトナー、サミークリーソン:ドラム
ボブグラウブ、アレクサンダースミス:ベース
ボビーホールポーター:コンガ

Jamaica song
波の音から始まるソフトな曲。ブッ

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Booker T & The MG’s .Green onions (1962)

Booker T & The MG’s .Green onions (1962)

今日紹介するBooker T & The MG’sは自身のヒットはもちろんスタックスのハウスバンドや他のセッション、プロデュースなどで活躍していてとても有名なので改めて紹介するまでもないと思います。このアルバムのR&Bをベースにブルースやロックンロール、ジャズの要素を織り交ぜたサウンドはとても楽しく聴き込んでよし、BGMとして聴き流してもよしの一枚です。

Green onions
シンプルなリズ

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