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アルバムレビュー

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レビューの少ないアルバム、好きなアルバムを自己満足でレビューしてます
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2022年2月の記事一覧

Kool & the gang. Wild and peaceful (1973)

Kool & the gang. Wild and peaceful (1973)

今日はクールアンドザギャングの代表作にして路線変更の起点になったワイルドアンドピースフルを紹介します。

Funky stuff / More funky stuff
AWBのPick up the picesのテンポを落として下品にした(褒め言葉です)ような曲。時々入るホイッスルの音が印象的です

Jungle Boogie
クールアンドザギャングの代表曲。寝る子が踊り出しそうなぐらいファンキー

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The Derek Trucks Band. Joyful Noise (2002)

The Derek Trucks Band. Joyful Noise (2002)

今日はデレクトラックスバンドのジョイフルノイズを紹介します。僕の選盤からはちょっと外れた内容ですが二曲でボーカルをとるソロモンバーグが聴きたくて図書館で借りたところジャズやインド音楽の要素も含んだサウンドに驚いて愛聴盤になったとい経緯があります。何がきっかけでいままで聴いてこなかったいい音楽と出会うかわからないものです。

メンバー
デレクトラックス:ギター
コフィバーブリッジ:キーボード、フルー

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Ray Charles. What’d I say (1959)

Ray Charles. What’d I say (1959)

今日は以前から紹介しようと思ってずっと後回しにしてきたレイチャールズを紹介します。

メンバー
レイチャールズ:ボーカル、キーボード
デイヴィッドニューマン:サックス
レイレッツ:ボーカル
その他不明

What’d I say (part1&2)
イントロのファンキーなエレピとラテン風のパーカッションだけでも最高ですが最初から最後までノリノリのナンバー。個人的には邦題の「なんと言ったら(その1と

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Eric Gale. Forecast (1973)

Eric Gale. Forecast (1973)

今日はエリックゲイルがKuduからリリースしたセカンドアルバムを紹介します。エリックのソロアルバムというとジャズやブルース、R&B、ゴスペルといったアメリカ合衆国の音楽だけでなくレゲエや他のラテン音楽の要素も含んだ唯一無二の世界観が特徴ですがこのアルバムはスタッフにはないラテン音楽の要素が強いです。
kuduはCTIのサブレーベルでソウル、ファンク色の強いアルバムをリリースしていました。しかしほぼ

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Procol Harum  A whiter shade of pale(1967)

Procol Harum A whiter shade of pale(1967)

プロコルハルムのリーダーだったゲイリーブルッカーの訃報が届きました。たまたま聞いたビートルズがきっかけで60sのイギリスのロックを聴きあさっていた頃に出会ったアルバムの一枚がこの青い影です。始めはロックらしいノリの良さがなくて退屈な曲ばかりと思っていましたがジャズやR&Bにも触れてから聴くとこのロックらしくない影を感じる重厚なサウンドの魅力に気づきました。今ではほとんどロックを聴くことはないですが

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Cornell Dupree ,Teasin’ (1974)

Cornell Dupree ,Teasin’ (1974)

今日はスタッフのギタリストでセッションミュージシャンとしても活躍したコーネルデュプリーのアルバムを紹介します。スタッフとはまた違ったアーシーでファンキーだけど都会的な雰囲気もあるいいアルバムです。

メンバー
コーネルデュプリー:ギター、シタール
チャックレイニー:ベース、ホーンアレンジ
リチャードティー:キーボード、ホーンアレンジ
バーナードパーディ:ドラム
ラルフマクドナルド:パーカッション

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Soulive(2003)

Soulive(2003)

今日はソウライブが2003年にリリースしたグループ名と同名のライブ盤を紹介します。ヒット以来ホーン、シンガー、DJを起用しより派手なサウンドを目指してきたソウライブですが今作では心機一転、ギター、ドラム、キーボードの3人編成。オルガンだけでなくクラヴィネットも使用し装飾はエフェクターのみというスタイルです。

Aladdin
ワウギターが弾力のあるリズムを作り出している曲。中盤以降はソウルフルなオ

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Return to forever.  Light as a feather (1973)

Return to forever. Light as a feather (1973)

今日はリターントゥフォーエバーのライトアズアフェザーを紹介します。前作リターントゥーフォーエバーと同じメンバーながらバンドになるのは今作からでバンド名は前作のタイトルと同じ。ちょっとややこしいですね。LPにはチックコリアへのインタビューが載っていますがそれを読む限り音楽に対してとても真摯でかつ音楽の美や楽しさを追求しているようで好感が持てます。

メンバー
チックコリア:ピアノ
フローラピュリム:

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Deodato . Prelude (1972)

Deodato . Prelude (1972)

今日はデオダートのヒット作ツゥラトゥストラはかく語りきを紹介します。デオダートはブラジル出身のミュージシャン。ブラジルでデビュー後、アメリカへ渡りアントニオカルロスジョビンやフランクシナトラのアルバム制作に関わりこのアルバムでデビュー。その後もソロ活動とプロデュース業を行い80年代中盤から一時期音楽を引退。現在は音楽業に復帰しているようです。

メンバー
デオダート:ピアノ、エレピ、編曲、指揮

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Al Green Living’ for you (1973)

Al Green Living’ for you (1973)

今日はアルグリーンを紹介します。彼のアルバムはなぜか配信されていたりいなかったりですがこのアルバムは未配信。権利で揉めてるのか出来が微妙でリリースしたくないのかもっと別の理由があるのかはわかりませんが、アルグリーンらしいいいアルバムなのでどの理由でももったいないです。

メンバー
Howard Grimes ,Al Jacson jr:ドラム
Leroy Hodgs:ベース
Charles Hod

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B,S &T  Live &Improvised (1976)

B,S &T Live &Improvised (1976)

今日はB,S &Tのライブ盤を紹介します。76年のツアーでは久々にボーカルをデイヴィッドクレイトントーマスが担当。ジャケは二種類あります。

Spinning wheel
オリジナルよりもジャジーなアレンジが新鮮です。

I love you more than you’ll ever know
オリジナルはブルージーで重苦しいアレンジでしたがここではさらにブルージーで重苦しいアレンジです。途中そ

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B,S&T 4 (1971)

B,S&T 4 (1971)

今日はB,S&Tの4枚目のアルバムを紹介します。このアルバムでは2、3枚目の路線を若干ハードロックと宗教に寄せています。なのであまりハードロックが好きではなくキリスト教に興味のない僕はそこまで聴かなかったりはしますがそれでもかなりいいアルバムです。

Go down gamblin’
豪快にアメリカンロックとB,S&Tらしいホーンアレンジを融合させて曲。

Cowboys and indians

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B,S&T. Child is father to the man (1968)

B,S&T. Child is father to the man (1968)

今日はB,S&Tの子供は人類の父であるを紹介します。このアルバムのジャケットは子供を抱えるメンバーの写真。始めはいい写真だなと思っていましたがよく見ると子供の顔とメンバーの顔が全く同じです。これはない。気持ち悪いというか不気味というか…
どの曲もクラシックやフォークをポップにアレンジした曲が多く2ndアルバムで聴けるような豪快なロックにジャズやソウルを融合させた路線とはかなり印象が異なります。

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Booker T.  Evergreen (1974)

Booker T. Evergreen (1974)

スタックスを退社後リリースした初めてのソロアルバムです。コッテリしたサザンソウルというよりはフリーソウルのような曲が多いです。

メンバー
ブッカーTジョーンズ:キーボード、ギター、ベース
デイヴィッドTウォーカー:ギター
ジムケルトナー、サミークリーソン:ドラム
ボブグラウブ、アレクサンダースミス:ベース
ボビーホールポーター:コンガ

Jamaica song
波の音から始まるソフトな曲。ブッ

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