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アルバムレビュー

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レビューの少ないアルバム、好きなアルバムを自己満足でレビューしてます
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2021年9月の記事一覧

Al green Lay it down (2008)

Al green Lay it down (2008)

このアルバムは2008年にブルーノートからリリースされました。メンバーはMFSBのメンバーだったラリーゴールドバーグを除いて新人がメインですが全員が腕で実績のある人のようです。

メンバーアル:ボーカル
スパンキー、ランディ・ボウランド:ギター
アダム・ブラックストーン、ガブリエル・ロス:ベース
ニール・シュガーマン、イアン・ヘンドリックソン・スミス:サックス
デヴィッド・ガイ:トランペット
ホー

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War  live! (1972)

War live! (1972)

今回紹介するのはファンクバンドのウォーが72年のライブ盤です。ウォーはもともと違う名前で活動していましたがアニマルズのエリックバードンが加入するとウォーに改名しサイケロックとジャズファンクを組み合わせたスタイルで活動します。しかしその後すぐにエリックは脱退、その後はラテンジャズファンクに若干の軌道修正をして活動します。
このアルバムは72年にシカゴでのライブを収めたもので、ジャズっぽいスタイルのラ

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James brown   Live at the Apollo Vol,2 (1968)

James brown Live at the Apollo Vol,2 (1968)

今回は数あるJBのライブアットジアポロのなかでも一番影の薄いイメージのVol,2を紹介します。この時期のJBってファンクになりたての頃で方向性がキチッと定まってない感じがこのアルバムの影を薄くしているのかなと思ったり(偉そうですいません)

メンバーAlfred “pee wee” Ellis:オルガン、サックス
Maceo Parker, Eldee williams, St, Clair Pi

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Osibisa   Woyaya (1971)

Osibisa Woyaya (1971)

オシビサはガーナ、ナイジェリア出身のメンバーがガーナで結成、活動した後グレナダ、アンティグア、トリニダード出身のメンバーが合流してロンドンに活躍の場を移しました。(ロンドン移住と西インド出身メンバーの加入はどちらが先かは不明)ジャズやロック、R&Bをベースに自分達の故郷の音楽をミックスさせた元祖ワールドミュージックともこの時代らしいとも言える音楽性です。(ジャケットをロジャーディーン、プロデュース

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 George porter jr Crying for hope (2021)

George porter jr Crying for hope (2021)

今日紹介するこのアルバムはジョージポーターが今年リリースしたアルバムです。聴こうと思って忘れていましたがやっと聴いてみたところ、とてもいい内容だったので紹介する予定はなかったけどあわてて書いてます笑。しかし、このアルバム全く話題になってないようで日本語の情報はほぼなく(ざっと調べた感じ僕が知るきっかけになったamassだけ)残念です。

メンバーですがジョージポーターとRunnin’Pardner

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George Clinton   The Cinderella theory (1989)

George Clinton The Cinderella theory (1989)

ファンクが好きなのに何故かPを紹介していなかったので今日はPのGがPのPからリリースしたPまみれのアルバムを紹介します。
このアルバムは1989年リリースでリリースもとはプリンスのペイズリーパーク。しかし、プリンスはアルバム制作には関わっていないようです。メンバーはアンプフィドラー、ブーツィーコリンズなど多数(このあたりからクレジットが知らない人ばっかりに…)

Airbound
打ち込みリズムは

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Soulive   Doin’ something (2001)

Soulive Doin’ something (2001)

今日紹介するのは新時代のオルガンジャズトリオソウライブです。このアルバムは2001年リリース。ソウルジャズ、ジャズファンクを中心にロックやヒップホップの影響も受けた音楽性は聴いていてとても楽しいです。個人的には今年聴いてよかったアルバムランキングでかなり上位に入ります。ジャケからはとてもジャズのアルバムとは思えません(80年代後半から90年代の邦楽のジャケってこんな感じのが多いイメージ)

メンバ

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Aaron Neville My true story (2013)

Aaron Neville My true story (2013)

最近のブルーノートのアルバム第二弾はアーロンネヴィルのMy true storyです。アーロンといえばソウル、ファンク好きで知らない人はいないであろうネヴィル兄弟の1人。暖かく柔らかい声は好みがはっきり別れますが僕は大好きです。このアルバムは2013年リリースで全曲ドゥーワップのカバーです。

メンバーアーロンネヴィル:ボーカル
キースリチャーズ、Greg Leisz:ギター
ベンモントテンチ、ア

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笠井紀美子 with Herbie Hancock   Butterfly  (1979)

笠井紀美子 with Herbie Hancock Butterfly (1979)

今回紹介するのは笠井紀美子とHerbie Hancock(ヘッドハンターズ)のButterfly です。このアルバムは1979年にハービーハンコックが来日した際に録音されました。ハービーは前年にヴォコーダーを使用したサンライトをリリースしており、このアルバムでもヴォコーダー使用曲が目立ちます。

メンバー笠井紀美子:ボーカル
ハービーハンコック:キーボード、バッキングボーカル
ウェブスタールイス:

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Sly&The family stone  Fresh 別ミックス版 (1973)

Sly&The family stone Fresh 別ミックス版 (1973)

今回はSly&The family stoneのFresh(別ミックス版)を紹介します。スライのフレッシュは暴動と並ぶ後期スライを代表するアルバムです。実はこのアルバムは別ミックスがリリースされています。今回はその経緯、僕の感想なんかも書いていきます。

スライは1973年に新アルバムリリースのために録音をします。しかし、何を思ったのか完成したマスターテープを捨てて再録音します(In timeを除

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Fred  wesley &The J.B’s.  Damn right i am somebody (1974)

Fred wesley &The J.B’s. Damn right i am somebody (1974)

今回紹介するのは74年にリリースされたJB‘sの3枚目のアルバムDamn right i am somebodyです。なぜかこのアルバムからは名義が微妙に変わっていますが内容も若干の路線変更がはかられています。同じ頃ジェームズブラウンはPaybackをリリースしておりこのアルバムと同時並行で録音されたようです。

メンバーですがフレッドウェズリーがトロンボーンとプロデュース。JBがプロデュースとボ

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Johnnie Taylor Who’s making love  (1968)

Johnnie Taylor Who’s making love (1968)

今日はジョニーテイラーのWho’s making loveを紹介します。ジョニーテイラーはサムクックが所属していたゴスペルグループのソウルスタラーズでリードボーカルを担当していましたが脱退し、1966年にスタックスは移籍。本作はその2年後の1968年にリリースされました。

LP付属のライナーとこの記事を書くためにネットでザッと調べたこれ以上の知識はないし、このアルバム以外のアルバム、曲は知りませ

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Otis clay Live! (1978)

Otis clay Live! (1978)

今回はオーティスクレイのlive!を紹介します。オーティスクレイは1942年生まれ。1965年にソウルシンガーとしてデビュー。1970年にはアルグリーンと同じハイレコード所属に所属し、1978年に初来日(このアルバムはこの時の録音です)1983年と2006年にも来日します。(83年のライブもレコード化)。アルバムの数は少なく知名度も低いですがとてもいい歌手です。

I die a little e

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Quincy Jones   body heat (1974)

Quincy Jones body heat (1974)

僕は70年代中盤のソウルそれもファンクやニューソウルの影響を受けた洗練されたメロウ&ファンキーサウンドをセッションミュージシャンやフュージョンミュージシャンがプレイしているものが好きです。名盤は裏表いろいろありますが個人的に最高峰だと思っているのがこのアルバムです。ベテランの腕利きミュージシャンを贅沢に起用し、ソングライターにレオンウェアやべナードアイグナー、ボーカルに彼らに加えミニーリパートン、

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