「伝える」から母音と子音の役割etc…
治療技術に直接関係は無いのですが、人に「伝える」力をもっと向上させたいとの思いから、最近通い出した劇団の練習会で面白いお話を聞かせて頂いたので折角だから纏めて公開させて頂こうと思います。
まずタイトルにある母音と子音の役割ですが、母音は感情を伝える為の音で、子音は滑舌をはっきりさせる為の音とのことです。
なので感情をはっきり伝えたい時は母音を意識して、言葉をハッキリ聞き取って欲しい時は子音を意識すると良いそうです。
また、発声の際にどう舌や口を動かせば良いのかそれぞれある程度決まっておりまして…
○母音
あは斜め上45度手前に音を当てて反響させる
いは目から音が上げる分下へさげる
うは真後ろから反響させる
えは頬骨から上がった分下へさげる
おは胸に刺さった音が下がって出る
○子音は滑舌
あ行:舌は何処にも触れない
か行:舌体中央部が硬口蓋と軟口蓋の間に付けてすぐ下ろす、口は丸いまま
さ行:舌の横を歯の横に触れさせてすぐ離す
た行:舌先だけを上歯の裏に当て弾く
な行:か行とた行の間位の感じ
は行:舌は触れない、素早く反響させる
ま行:唇を一度閉じてしっかり開ける
や行:舌は何処にも触れない
ら行:たの裏版、しっかり舌を下に落とす
わ行:唇をすぼめてから開く
具体的にはこんな感じなのですが、文字だけにすると理解がとても難しいと思います。
※また大前提として腹圧呼吸が必須です
僕は腹圧呼吸は趣味で勉強して出来てたのですが、口の開き方が小さく左右均等に開いて無いので歪んだ声になっていると教えて頂きました。
これについては持病の側弯症や顎関節症の影響が強いのですが、完全には修正出来なくとも発声の際に<口を縦に大きく開く>と意識しただけで「早口が改善した」り以前より「声に感情が乗りやすくなった」ので、これもかなり重要なファクターであると感じております。
後は声の出す方向も大事で、何処から声を出すかと声の大小・高低・強弱・緩急8種の組み合わせで、特殊な「降り注ぐ声」「包み込む声」「地から響く声」等も出せる様になるようです。
一度だけ座長さんとお会いさせて頂きました時に、「包み込む声」を真似出来ないかと観察させて頂いたのですが、結論としましては「今の僕の身体では無理」となりました。
それ等とは別に当たり前ではありますが、発音や滑舌がしっかりしていてもタイミングや相手の意識状態が良く無ければ伝わらないと言うのも改めて認識しましたので、今学んでいる事が実現可能な身体になって更にタイミングをしっかり掴める様になれば、知らない人との話をするのも楽しく得意になるのではないかなと期待しております。
色々と小難しい事も書きましたが、取り敢えず腹圧呼吸を覚えることと口を縦に大きく開いて発声する意識だけで、続ければ声以外にもかなり色々変わって来ると思いますので良ければお試し下さい(๑•﹏•)b