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出版の未来を創る(かもしれない)注目のトピック

出版や本などに関連する、ちょっと気になる、そして、少し明るい未来を感じさせてくれる、そんなトピックを紹介していきます。

いわゆる「出版業界ニュース」的なものではなく、
できるだけ視座を高く持って、未来を創っていくことに繋がると感じられる取り組みをピックアップしていきたいと考えています。

私個人のメモも兼ねているので、リンクだけだったり、随時追加や変更したりもしていきます。


●石川県の「紙の地産地消」プロジェクト

キンコーズが取り組む
石川県の古紙を石川県で再生する『紙の地産地消プロジェクト』。

私が10年くらい前から提唱している「サードウェーブ・パブリッシング」の波がいよいよ本格的にやってきている気がします。


●その場所でしか開けないノートのプラットフォーム「spinote」

spinote(スピノート)は、世界中のすべての場所に、
"その場所でしか開けないノート"を、
30m × 30m のマスごとに配置した新しいプラットフォームです。

新聞社の知人から教えてもらったアプリです。
2010年ごろ、「電子書籍元年」と喧伝されていた中、
ちょうどこのようなサービスを考えていたなあ
と懐かしくなりました。

魅力的なコラボ先と組めたら面白いことになるかもしれません。
でも、「ノート」ではない気もします。


●日本で一番面白い書店フェアの企画を競う

全国の書店員が日本で一番面白い書店フェアの企画を、初代王座とチャンピオンベルトをかけて競い合う「Book Fair Championship」

書店フェアの「王者」が防衛戦をおこなう、という発想が新しい!
ボクシングファンとしてもたまらないかも…

●現在地を検証し、これからの活動スタンスを熟考する格好のツール

ストリートの思想 増補新版』毛利 嘉孝(ちくま文庫)
が期待していたよりはるかに面白かったです。

自分がこれまで触れてきた文化や教育の背景や奥底で、どのような社会変化がうごめいていたのか…?
ということを体系立てて理解できる知的刺激に満ち溢れた一冊です。


出版文化に関して触れている箇所もあり、
80年代、90年代、00年代、2010年代を振り返りながら、
自身の現在地を検証し、
これからの活動スタンスを熟考していく格好のツールになります。

現時点で今年1番のオススメ本です。


ひとまず3つのトピックで公開しますが、また随時追加していく予定です!

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