気づいたら友人が敵になってた話
昔から
気づいたら味方だと思っていた人を敵に回してた
みたいなことがよくあって。
それは多分
言葉が足りない
誤解を解かないまま
気が利かない
の3つのせいだと自分でも気づいていて
まず
言葉が足りないに関しては
純粋にボキャブラリーが少なくて自分のその時の
気持ちを自分の知っている言葉で言い表しきれない
それが理由なのだと思うけど。
この歳になって自分の思ってることが表現しきれない
って結構致命的で。
多分頑張ればどうにかなるとかそういう問題でも
なくて、感性的な部分なんだろうな。
言葉の引き出し増やすなら読書って言われてるけど
読書していてもこの人はなんでこんなこと思ってるんだろう?とか
なんで?なんで?と思ううちに話がよく分からなくなって分からないまま終わるなんてことも。
旦那と同じ本を読んでいても
そんな内容じゃなかったでしょ。ともう一度
説明してもらっても理解できないといったような感じ。
表現力を吸収するとかそういう次元じゃない。
ほら、また言い訳が始まった。
天邪鬼。
もうちょっと素直に受け入れるべきなんだろうな。素直さが足りない。そっちの方が問題だったかも。
誤解をとかないまま。
これは今でも思い出せる、高校生の時。
友人と旅行に来ていく服を買いに行って
お互いに似合いそうな服を選んでいた。
可愛いワンピースがあったのだけど丈がみじかいのが気になって
友人が鏡で合わせていて
かわいい友人はめちゃくちゃ似合ってた。
可愛かった。写真も撮るくらいに。
私はその時
『こんかもんか〜〜』と呟いた。
そこから友人の機嫌は悪化。
私は頭の中で?????状態
鏡で服を当ててる人に向かって
こんなもんか〜はないだろ!って
突っ込みたくなるような話
文章にしたら私がおかしいのはよく分かるのだけど
言葉を口にしないまま頭の中で完結させてしまって
なんで"丈が"こんなもんか〜と言っただけなのに
機嫌悪くなるの?!謎すぎる。と混乱。
そこで『丈だよ、丈!』
言葉にすれば良かったのかもしれない。
その言葉すら言えなかったのだから
そこまでの関係だったと言ってしまえば
おしまいだけど。
誤解を解かないままもう何十年?
経っているのに未だに忘れられなくて。
それくらい引きずる割にその時に
解決できない誤解を産んだまま。
誤解なんだよと言い出すのが怖かった。
多分そんな小さな蟠りから今はもう
連絡は取っていないといったような友人も
わたしには少なからずいる。
きっと全部私のせい。
気が利かない。
これはもう産まれてから今までずっとそう
自分でも気が利かない自分がすごく嫌い
長女なくせに
小さな頃から年上に囲まれて育ってきた私は
何でも言う事聞いてもらっていて
親族が集まる場所でも本来なら女だし
お酒とかつぎに行く立場なのかもしれないのだけど
座ってて座ってて、、と言われ続けて
そういう見えない社会的なルールみたいなものを
学ぶ機会が全くなくて。
自ら学びに行く姿勢がなかったのも問題だけど。
社会に出てからものすごく苦労した。
サラダの取り分けだって知らないじゃ済まされない。
YouTubeも見たし、先輩の行動をじろじろみた。笑
学べたこともあるし、案外気が利かない人って
自分以外にもいるんだなと思ったこともある。
だからこそ自分がそっち側であることが悔しかった。
生まれ持った性格的な部分でも
気が利かない人というのもちろんある。
でもきっと今まで生きてきて学べる機会は
沢山あったはずなのに。
そんなこんなで今まで生きてきて
数多くの人たちの気分を害してきたのだと思う。
多分それで敵にまわしていた。
そんな性格が祟ってか
中学校のときゃぴきゃぴの人たちから目をつけられて
いじめの対象にされたこともある。
私が文化部のメガネなのに、サッカー部の部長の事が好きとか言ったからなんでしょ?
私は空気が読めなかったり思ったことそのまま
言う節があるから思い当たることはいっぱいある。
でもなぜか私は強くてそんなことにも
めげずに学校は通ったしそもそもあまり
気にしていなかった。
いじめられてると言ったら負けだと思った。
いじめてるヤツらの方が負けなのに。
ただね、
気にしてなかったけど許すかどうかは別。
いじめた人の事は一生覚えてるし、忘れない。
恨むかどうかは今でも悩んでいるところ。
それでも私は最後まで学校に通ったし、それなりに楽しんだ。
なぜかって
それでも見放さないでいてくれた友人がいたから。
私が変なこと言って機嫌を損ねるような
それくらいの人はやっぱりいじめとかあったとき
コロッと大きい波の方に流されてた、今思えば。
でもいつでも味方でいてくれた友人は
今でもそばに居てくれる大事な存在。
多分自分が思ってるより周りって自分のこと
見てない。
いじめてくるヤツらほど見てない。
そんな周りの人のこと考えるくらいだったら
大切にしてくれる人大切にしたらいいよね
自分が気が利かないって話から
そんな自分でも大切にしてくれる人
大切にしたらいいじゃんみたいな
自己中な話にすり変わっていたけど。
冒頭の気づいたら敵になっていた友人は
本当ははじめから友人ではなかったのかもしれない。
気が利かない自分なりに大切にしたい人には
大切にしているつもり。
それでも大切に出来ないんだったら
それまでの関係だったってこと。
冷たいけど、そんなもん。
だから今私から連絡をしたり
お付き合いが続いている友人は
本当に大切にしていきたい人。
私はこの人たちのために自分を変えていく
努力もしたいし、受け入れてもらえる自分で
いたいとも思う。
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