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孤独と依存

ここ数年、「依存」に興味がある。 依存って、色々ある。 アルコール依存、薬物依存、人への依存、組織や肩書きへの依存。 いろんな依存があるけれど、その背景に見えるのは、人の孤独感や弱さだ。 孤独さを埋めるためにアルコールや薬物、特定の人に依存する。 素の自分じゃなくて、この会社に勤めている、こんな役職にある、 ということを自分のアイデンティティの一部にすることも依存だと思う。 もう一つ気になるのが、ニュースで話題になるような罪を犯す人だ。 いろんな事件があるけれど、そのよう

    • 心の声を聞く。

      20代の頃、派遣社員として働いていた私は、 そろそろ落ち着いて働きたい、と、32歳の年に今の会社に転職した。 金銭的には安定したけれど、なかなかに辛い日々だった。 派遣社員時代に転職を多くしていた私は、 何が何でもこの会社に残らないと生きていけない、 と思っていた。 理不尽なことを言われても、 どれだけ遅くまで仕事をしなくちゃいけなくて体を壊しかけても、 ストレスで突発性難聴になっても、とにかく我慢をしていた。 でもね、 我慢を強いられてきた私の心は、 人に優しく出来なく

      • 辞める。

        9年間勤めた会社を辞めることにした。 叶えたい夢があるとか、そんな立派な理由はない。 簡単に言って仕舞えば、人に疲れたのだ。 そもそも階級とか上下関係とかが嫌い。 100年前ならそりゃ年長者の経験とかが物を言っただろう。 だって、100年前のそのまた50年前と変わらないことも多かっただろうから。 でも今の、ほんの2年前と生活が大きく変わる時代でも、 100年前と同じく経験を積んだ年長者が 全てにおいて正しいなんてことはないと思うの。 100年前に作ったシステムを現代に持ち越