【作り方つき】罪庫DEソーイング🧵唐草のちょい持ちトート【長文注意】
みゆです。
罪庫。
それはなんという罪深いものなのでしょう。己の消費量も考えず、己の欲望の赴くままに買い集めた生地や副資材達。
それらは、溜め込まれ、日の目も見ずに、ずっと仕舞い込まれているのです………。
新年を迎え、なんだか久々にミシンを使いたくなりました。
そこで、罪深き罪庫を使って、何か作ってみることにしました。
生地を収納しているタンスをごそごそして、めぼしいものを探します。
パッと目に入ったのが、ネイビーの唐草模様の生地でした。今回はこれをメインに使ってみることにします。
インスピレーションの赴くまま、生地を選びます。
生地の他に、接着芯や持ち手もたくさんありますし。これらを組み合わせて、可愛いものを作りましょう!
今回作るものは、トートバッグです。
以前、ハンドメイド品を販売している時に人気のあったものをアレンジして作ってみることにします。
ひょいっと持って、ちょいと出かけるから、「ちょい持ちトート」という名前を付けていました。
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見辛いですが、寸法や材料ですねー。
型紙は、縫い代込みで数字を出しています。
これは、切替え有りの型紙なので、切替え無しで作る場合は表布も裏布も同じ型紙でOKです。
単純な形なので、型紙を作らずに直接布に線を引いて裁断しても大丈夫です。
私はまっすぐ線を引くのが苦手なので、型紙を作ります。
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材料です。
紙袋で型紙を作ります。紙はカレンダーの裏でもなんでもOKです。もちろん、型紙用の紙をお持ちならそれをお使い下さい。
唐草模様の生地とネイビーのリネンは表布にします。
裏布はネイビーのギンガムチェックです。
あとは、接着芯と持ち手とミシン糸とボビンです。
持ち手は、罪庫があったので合皮の持ち手を使いますが、共布で作ってもいいし、鞄テープを使っても大丈夫です。
簡単なのは、鞄テープかなぁ。100均にも売っていますしね。
長さは、お好きな長さでどうぞ。私は50cmくらいで作っていました。肩掛けがよければ、もう少し長くしてみて下さいね。
私、唐草模様が好きなんですよね。
この生地を買った時に色違いで深緑やえんじ色も買っていたんです。その時はポーチやガマ口を作りました。
高校の時は、唐草模様で体操服入れやお弁当袋やペンケースとか色々お揃いで作りました。
そうそう、罪庫を増やす人は、同じ柄を色違いで買いがちなんです(笑)
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竹の50cm尺は小学生の時に学校で買わされたものですw
紙袋を開いて線を引いていきます。
裏布用の型紙を作ったら、上から30cmの所に線を引きます。
そして、下から19cmの所に線を引きます。
そうすれば、型紙を作るのは1枚で済みますね。
布を裁断する時は、線の所で折って使います。
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線から切って、型紙の出来上がりです。
小さいのは、ポケットの型紙です。
では、いよいよ裁断していきましょう!
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ハサミの場合はずれちゃうかもしれません
私は、カッティングマットとロータリーカッターで裁断します。
なんで、ウエイトを使って押さえます。
ハサミで裁断する方は、まち針で止めて下さいね。
このカッティングマットはクロバーの特大サイズなんですが、私は洋裁用に2枚も持っていたりします。←けっこう高いのですよ
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表布は、型紙を折って裁断して下さいね!
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表布を2種類と裏布、接着芯まで裁断できました。
接着芯は表布のみ貼ります。
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接着芯を表布に貼ります。
本当は霧吹きを吹いて、ドライアイロンがいいと思いますが、めんどくさいんでスチームアイロンで貼っちゃいました。
滑らせずに、押さえるように貼るといいです。
接着芯は、貼らなくても大丈夫です。
貼ると、しっかりした鞄になります。でも、柔らかい感じがいい時は貼らなくていいですよ。
この接着芯は、少し厚めの芯です。
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このミシンでジグザグ縫いってほぼ使った事ありませんw
唐草模様とネイビーのリネンを縫い合わせます。
縫い代に線は引かなくて大丈夫です。
ミシンの針板の目盛りに合わせながらミシンをかけます。
ひと目盛が5mmです。
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ポケットは中表に縫って、四隅を切り落とします。
そして、アイロンで縫い代を倒します。
ポケットは底の方に返し口を開けていて下さいね。
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表布も縫い合わせた所は縫い代を倒します。
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ポケットをひっくり返して、アイロンで形を整えます。
四隅は角を綺麗に出して下さいね。
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表布に飾りを付けます。
ちょうど、裁縫箱にCHECK&STRIPEのタグが入っていました。なので、これを使う事にします。
仮止めには、消えいろPITほそみが便利です。これ、手芸用の糊と同じものみたいです。例えば、レースなんかを仮止めするのにも使えるんです。
ちなみにCHECK&STRIPEというのは、京都にあるおしゃれな布地屋さんなんです。ネット販売もされているので、前はたまに買っていました。
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タグを縫い付けました。
色も生地にあっていますね。
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ポケットにステッチを入れます。
裏布にポケットを付けます。
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ポケットが付きました。
材料には書いていませんが、マグネットボタンがあったので上の方に付けました。
その場合は、マグネットボタンの付け位置の裏側に接着芯を貼ってくださいね。接着芯がなければ、別の生地を噛ませて下さいね。
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表地の切替え部分にステッチを入れます。
余談ですけど、ミシンはフットコントローラーがあるものがいいです。やっぱり両手が使えた方がいいので。
今の状況は、ローテーブルでミシンをかけているんですが、フットコントローラーを無理やり踏んでいます。この姿は誰にも見せられません。
もう1台の職業用ミシンは、ちゃんとデスクに乗せて使っていますが。
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表布、裏布、それぞれ底を縫い合わせます。
アイロンで縫い代を倒しておきます。
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表布、裏布、それぞれ両脇を縫います。
裏布は、返し口を10cmほど開けておきます。
縫い代は、アイロンで開いておきます。
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まちを縫います。
まちは10cmなので、10cmの所を縫います。
1cm残して、布地を切っておきます。
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表と裏を中表にして、袋口を縫い合わせます。
まち針より、ソーイングクリップが便利です。なければ、文房具の目玉クリップでも代用できます。ずれないように、ゆっくり目に縫って下さいね。
持ち手を共布や鞄テープを使う場合は、ここで挟み込んで一緒に縫って下さい。
もちろん、後で縫い付けても大丈夫です。
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袋口の縫い代はアイロンで倒しておきます。
裏布の返し口から、表にひっくり返します。
アイロンで形を整えます。
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袋口にステッチをかけます。縫い目は少し大きくします。
ミシン針は14番に替えます。
私、最初に5mmの所を11番の針のままで縫っていたら、針が折れてしまいました。そこで14番に替えたのですが、両脇の縫い代の所でミシンが進みません。
やっぱり、生地に芯を貼ったりして厚くなっているからでしょうか。
7mmにしたら縫えましたが、写真でも分かるように縫い目が美しくありませんね。
自分用だからいいけど、これでは売り物にはなりませんね。
私の家庭用ミシンはかなりパワーがあるものなんですが、これが限界なんでしょうかね。職業用ミシンならガシガシ縫えるんですけど。今日は家庭用ミシンで縫ってたんですよね。
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裏布の返し口をコの字剥ぎで閉じます。
ここまで仕上げて、残りはまた後でやります。
今日は午後から型紙作りから作業を始めたのですが、晩ごはんの買い物に行かなくちゃなので、残りは後でやります。
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アイロンで形を整えます。
あ、あれれ?
何か写っていますねぇ(笑)
これでは「呑みながら縫いました」ですね〜。
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持ち手を付けます。
他にも茶色や黒の持ち手もありましたが、赤にしました。
アクセントになっていいかなと思いました。トリコロールですね!
手縫用の太い糸を二重にして、しっかりと縫い付けます。
出来上がりました!!
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しっかり目の芯を貼っているので自立します!
ちょい持ちトート、という割には少し大きめですね。
雑誌も余裕で入る大きさです。
お買い物バッグにも良さそうですね。
オリジナルのちょい持ちバッグは35cm×30cmくらいの大きさです。
久しぶりにミシンをかけました。
なんか、楽しかったですよー。
これで、ほんのちょっぴり罪庫も減りました。
だけどね、だけど。
これ1個作ったとて、まだまだたーんと罪庫があるんですよね。
バッグ、50個以上は作れそうだな。ううん、もしかしたら80個くらいは作れるのかもしれません。
誰か生地欲しい方、いないかなぁ。
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今週もご褒美が頂けました⭐️
お正月休みに、旧車に乗ってイカを食べに行った時の記事です。
今日も最後まで読んで下さってありがとうございます♪
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