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お布施について学びました


みゆです。

黄金週間ですね。
日曜日、私と義母でお寺に行ってきました。

何をしに行ったのかというと、夫氏の祖母が亡くなったために、7日ごとの法要に行かなければならないからです。
先月から、バタバタしているなどと言っていたのはこのためでした。
夫氏の祖母とは、施設に入所するまでは同居していたので、うちでお葬式を出したりなどしなければなのです。まぁ、夫氏の祖母なんで大往生です。

義母と私か夫氏で法要には行っていますが、日曜日は私が行きました。

本堂に上がると、なんだか乗り物酔いみたいになっちゃいました。なんというか、上に引っ張られて吸い込まれる感じ。
たぶん、お寺のエネルギーに酔っちゃったのだと思われます。ここ数年、お寺に行くといつもそうなんです。
どうかすると、うちの仏壇や神棚にも酔っちゃう時があるんですよね。

住職さんの息子さんがお経をあげて下さり、その後にお話をして下さったのですが、なかなかいい話だなと思ったので、皆さんとシェアしたいと思います。




どんな話をして下さったかというと、お布施についてでした。

まず、お布施とは。

通常のお布施としているものは、財施と言って金品を与えることです。
私達がお葬式や法事などの時にお寺に納めるアレですね。

他に、無畏施・法施というものがあり、それぞれ恐怖や不安を取り除き安心を与える事、仏教の教えを説くことだそうです。無畏施や法施はお坊さんのなさることですよね。

私達にできるのは、財施という事になりますね。
そりゃ私達にたくさんお金があれば、たくさんお布施もできて徳も積めそうです。
では、お金をたくさん持っていない人はどうすればいいのでしょうか。お金が無いと徳が積めないのでしょうか?そんなの嫌ですよね。

そこは、とても素晴らしいシステムが用意されてるんです。
さすが仏様ですね!

それは、無財の七施といいます。

無財の七施(むざいのしちせ)

眼施(げんせ)
暖かい、やさしいまなざしで人に接すること。
和顔施(わげんせ)
和やかな、微笑みのある顔で接すること。
言辞施(ごんじせ)
思いやりのこもった暖かいことばをかけること。
身施(しんせ)
自分の身体をもって奉仕を行なうこと。
心施(しんせ)
心のこもった思いやりの心で接すること。
床座施(しょうざせ)
座席を喜んで譲ってあげること。
房舎施(ぼうしゃせ)
雨露をしのげる場所を与えてあげること。
本願力にあひぬればより

これだったら、お金をかけずに実行できますね。

眼施は、優しい眼差しで人に接すると、相手の人も優しい眼差しで返してくれそうですね。やっぱり、キツイ目で見られたくないですものね。私も優しい眼差しを忘れないようにします。

和顔施は、微笑んで接したら、こちらにも微笑みをもらえそう。気持ちや表情って伝染すると思うので、微笑みって大事だなと思います。

言辞施は、暖かい言葉を掛けたいですよね、棘のある言葉じゃなく優しい思いやりのある言葉を。棘のある言葉って言われたら傷ついちゃう。もし、注意とかをしなくちゃいけない時も、言葉の奥底には思いやりというか愛情を持っていたいなと思います。

心施、思いやりの心を持って接する事なんですが。これはちょっと難しいなと思います。こちらは良かれと思ってやっても、相手に届かないことがあるんじゃないかなって思ったり。真心を持ってやっていれば、いつかは届くのかな。

床座施は電車やバスで座席を譲ったり、集まりなんかで「ここどうぞ」って言ってあげる事でしょうか。

房舎施は、お客さんを泊めてあげるとかみたいですね。


こうしてみると、大袈裟に考えずにできそうな事ですよね。
優しい、思いやりの心を持って人に接すると。
相手のことを考えて行動するといいのでしょうね。
みんなが優しい、思いやりの心を持って接するようにすれば、みんな徳が積めるし、それに何より、優しい平和な世の中になりますよね。

世界中の人が、このお布施の考えで生きていければいいのにな。
早く、世界中の人や動物達が平和で幸せに暮らせますように。


iPadとキーボードでこれを書いていたら、お約束の様に邪魔しにくるきーちゃん。さすが、ねこ様の鏡ですね。
あ、アイロン台が写り込んでる(>人<;)
テニスボールは、ツボ押しに使います(笑)



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