【春弦サビ小説×シロクマ文芸部】さくらのーと
みゆです。
春弦サビ小説に参加します💛
こちらは、1作目のサビ小説です⭐
春とギターの作品一覧にはたくさんの作品が納められていて、私は読むのに追いついていませんでした💦
すると、riraさんがスズムラさんのアイデアをお借りして、整数の乱数を生成するサイトを利用されて、サビ小説を書いておられました。
そこで私もそのアイデアに乗っからせて頂く事にしました。
こちらのサイトに数字(1~259)を入力して乱数を生成してみました😊
すると、できた数字は178番でした。
178番は青央さんの作品です💕
青央さんは、まくらさんの歌詞を使ってギターで作曲・引き語りをなさっています。タイトルは『桜note』です💕
アコースティックギターの音色が心地良くて、まくらさんの歌詞にもピッタリ合っています。優しい歌声も相まって、すごく癒されます・・・
まくらさんの歌詞、韻を踏んでおられて小気味いいです。
歌詞の世界も、彼女に恋する気持ちと少し自分を自嘲する彼の内面のもどかしさが出ているなぁと思いました。
まくらさんの歌詞と青央さんの曲からサビ小説を書きました。
タイトルは、ひらがなで『さくらのーと』としました。
では、どうぞ💛
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白い靴を履いた君は僕のパーカーの袖を引っ張って笑う。
「ね、新しい靴を買ったの。どう?どう?」
「とても可愛いよ」
「それだけ?もう、つまんない」
君はつんと唇を尖らせて少し頬を膨らませた。君のそんな顔もとてつもなく愛らしくて、右手の人差し指で頬を突いてみた。
「この上着、ちょっと貸してくれる?なんか肌寒くなってきちゃった」
僕の白いパーカーを羽織った君は満開の桜の下でクルクルと回ってみせる。白いパーカーと白い靴、そして桜色のワンピースの君は、まるで桜の精みたいだ。君の事が眩しくて、僕はもう君を絶対に離したくないと思った。
「痛い!目にゴミが入っちゃったかな」
君はバッグからコンパクトを取り出すと、目をそっと押さえた。
「大丈夫?」
君の顔を覗き込んだ僕と桜と君が鏡の中で一つになる。夢の様なロマンティック。この世界がずっと続けばいいのに。僕は柄にもなくそんな事を思う。
「良かった。ゴミ、取れたみたい」
ゴミが入って少し涙目になった君が無邪気に笑う。その笑顔は、毎日に疲弊して薄汚れてしまった僕の中にすうっと沁みていくみたいだ。
君と一緒なら僕はまた昔の僕に戻れるだろうか。
満開の桜の下で君のそばで寝転びながら僕は考える。この先もずっとずっと君と一緒にこうしていたい。
君は春の陽を浴びながら、桜の下にすっと立つ。しなやかな体にまとう桜色のワンピースがふわりふわりと風に揺れている。
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今回、春弦サビ小説とのコラボでシロクマ文芸部にも併せて参加します💛
今週のお題は「白い靴」です。
書き始める時、情景が頭に浮かんできました。
それをそのまま書いた感じです(*'ω'*)
曲の世界観が出ていればいいなと思います。
青央さん、まくらさん。
この度は作品を使わせて頂き、どうもありがとうございました⭐
とても楽しく創作する事ができました(*´ω`)
riraさんの渾身の作品一覧です。
締め切りは22日までなので、興味のある方はぜひ💜
誰か私の歌詞から小説を書いてくれないかなぁ |д゚)
・・・とさり気なくおねだりしてみる(笑)
マサKさんがエモい曲を付けて下さり、さらに動画も作って下さいました(#^^#)
本物のMVみたいなとても素敵動画です!!
⭐追記
おねだりしたら、早速riraさんが書いて下さいました💛
言ってみるものだなぁ(^▽^)/
ありがとうございます♪♪
まだまだお待ちしていますよぉ(欲張りさんw)
今日も最後まで読んで下さってありがとうございます♪