#27|子どものお絵描きで主体性を引き出す。「何描いてるの?」が有効な場合も。
昨日、『子どもの自由な発想を伸ばすには、「何描いてるの?」と声をかけない方がいい』という記事を投稿しました。
Twitterでやり取りする中、「何描いているの?」と言ったほうがいい場合もあると発見しました。
三人寄れば文殊の知恵。
唯一解がない子育ては、多様な見方と知恵が有難い!
子どもが(大人にとって得体の知れないものを)描いているとします。
「何を描いているの?」は、「あなたの脳内にあるイメージ対象は何?」を意味しますよね。
脳内イメージを尋ねた方が良いときは、子供が意図を持って何かしらのイメージを描いていると感じた時です。
子どもは年齢を重ねるにつれ、
① 脳内での概念ビジュアル化
② 手を思った通りに動かすこと
③ 適切に線や面を表現
これらができるようになっていきます。
少なくとも①に達していれば「何を描いているの?」と声をかけて良いと思います。
昨日の記事で書いたうちの娘は、まだ①にも達していない段階です。
だから「お絵かきに具体的な対象物を描くことを求める声掛けはしない方が良い」、そう私は感じました。
子どもの脳内に「描きたい対象」があり(あると親御さんが感じ)、それを描こうとしている(と親御さんが感じる)なら「何を描いているの?」はむしろ子供の意欲を引き出す良い声掛けになります。
「何を描いているの?」こ裏にあるのは、
「ママは/パパは、あなたがお絵かきをしていること、何をイメージしているのかにとっても興味があるんだよ!おしえてほしいな」
という親心だから。
ママやパパに興味を持ってもらえたら、子どもは俄然気合いが入ります。もっと書きたくなり、もっと伸びていくでしょう。
お子さんへの声掛けは、タイミングを見極めて適切に。
今日は短めでそんなところです。
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