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泊まれる京町家「NAZUNA京都 椿通」で100年前にタイムスリップ!

京都の町家の雰囲気が好き♪

最近は、町家をリノベーションしたカフェ、レストランなども増えていて、古き良きものが保存され、触れることが出来るって素晴らしいですよね!

さらに、”泊まれる京町家”があるんです!

それが「NAZUNA京都 椿通」。

明治時代に建てられた、築110年以上の町家が立ち並ぶ路地一体がリノベーションされた全室半露天風呂付きの旅館で、2020年4月、四条大宮の近くにオープン。

実はこの町家群、取り壊される目前だったそうです。

昔の花街を思わせるステキな雰囲気で、すごく楽しめました。


⭐古さと実用性のバランスばっちり!

NAZUNA」は、異なる2つの宿泊スタイルで、京都、宮崎に展開するスモールラグジュアリー旅館。

✅旅館型のスタイル 「Nazuna」
✅一棟貸しのスタイル 「Kiraku」

今回宿泊した「NAZUNA京都 椿通」は旅館型。
他にも、「NAZUNA京都 二条城」「NAZUNA京都 御所」などがあり、京都の中心地に点在。

【NAZUNAのビジョン】
「訪日外国人を含むすべてのお客様に、新しい体験や感動を提供することにより日本の経済に貢献したい」

歴史を感じる古さを味わいたい。
でも、泊まるとなると、水回りなどはキレイであって欲しい。

そう!
NAZUNAでは、伝統的な風合いや趣はそのままに、バスルーム、洗面、トイレは最新。
ベッドにはパリッとした白いシーツ。
WiFiもサクサク。

とても快適に過ごせました。

⭐100年前にタイムスリップ

「NAZUNA京都 椿通」の入り口は、こじんまりした門構え。

実は、私の実家もこんな門構えなんです。
ここに門扉がある感じ。
子供の頃は、これが嫌で嫌で。

友達の家には白いフェンスがあって、お花のプランターがぶら下がっていたり、白いドアがモダンで、うらやましくて。

私の家はなんでこんなに古めかしいんだ!と思っていましたが、今となっては貴重で、とても好きです。

入り口を入ると小さなフロントがあり、奥行きを感じる板塀。

約1400㎡に渡る椿通は、23棟と客室がL字型に並び、レストラン・レセプション棟と石畳の街路で結ばれています。

この角を曲がると、もう一瞬で100年前にタイムスリップしたみたい!
昼、夕暮れ時、夜と、違う雰囲気が楽しめるので、何度も撮影。

石畳の街路に提灯の灯りがともるとさらに素敵。
夜の雰囲気が一番好きかな☆

HPにあった「昔の花街を思わせる街並み」に対し、うんうん、と納得するも、そもそも花街ってなんだっけ?

お座敷で芸妓の舞などの芸を楽しめる店がある街のこと。
ほ~ほ~。

23室は1棟ごとそれぞれ、「岩」「竹」「葉」「花」「水」など京都の自然美をテーマにしたお部屋になっています。

「IWA」岩
「TAKE」竹
「HA」葉
「HANA」花
「MIZU」水

入り口横にある障子には、それぞれのテーマを表す模様が。

⭐「岩」のお部屋


私達が泊まったのは「岩」のお部屋。

ガラガラっと引き戸を開けると、上がりかまち。
1階にベッドルーム、バスルーム、半露天風呂。

壁の装飾が「岩」ですね。
昔の家屋ならではで、段差が多いので、動画撮影する時も足元注意!
めっちゃステキ!

バスルームはこの通り、まるで都会のビジネスホテル。

2階には椅子とテーブル、小上がりの畳にお布団で、3名まで宿泊可。

2人で宿泊する場合はこの2階がリビングになるのでしょう。
本来、この小あがりの畳には、座卓と座布団が向い合せに置かれているんだろうと思いますが、この日は3人だったので既にお布団が敷かれていました。

冷蔵庫の中身も札が付いているもの以外は無料、アメニティ類も充実。
バスソルトは、香りがちょっと強めで使わず。
パジャマあり♪

私が気に入ったのは、2階の窓からの眺め。
いいでしょう、これ♪

1階にいる友人も呼ぶ~!
「見て見て~♪」

⭐おせっかいなラウンジ、良き良き

ここ、ラウンジも良かったな~♪

「NAZUNA京都 椿通」のHPには、かつて日本に溢れていた「おせっかい」で、人を大切に、と書いてありました。

コーヒー、紅茶、ジュースもずらり。
枡に入っているウェルカムジュースは、なんだっけ?
麹のジュースだっけな?
そして砂糖菓子。

八ツ橋、おかき、ナッツなどもあって嬉しい~♪
こういう「おせっかい」、大歓迎。

さらに、夕方、気分に合わせた紅茶をブレンドしてくれるサービスがある、というので行ってみました。

可愛いポットに高くから注がれるお湯。
こうしてお湯の温度を冷ましているそう。

この日、お昼ごはんは食べずに、わらび餅のお店に行っただけで、お腹が空いていたので、ボリボリ食べちゃった!
お部屋にあったパジャマも販売してました。

⭐「和牛料亭bungo」で和牛祭り

夕食は「和牛料亭bungo」で和牛コース。

このレストランは、宿泊していなくても利用可能なんです。
つまり、お食事に来るだけでも、あの石畳の花街モードを楽しるってことですね。

「和牛料亭bungo」は、豊後牛専門店「焼肉ホルモン ブンゴ」や肉バル「炭火とワイン」などを運営する株式会社インターナショナルサポートが展開する新業態、だそう。

「焼き肉ホルモン ブンゴ」といえば、先日、大阪 福島本店へハンバーグを食べに行った「ニューブンゴ」もその系列ですね。

中もステキ!
私達はカウンター席に案内されました。

【おおいた和牛コース】

お品書きに書かれたシンプルな文字。

🔶霜降り肉
🔶赤身肉

目の前の鉄板でスタッフさんが焼いてくださいます。
うわ~!
美味しい!

🔶テールスープ
容器が斜めってる~。
フタだと思ったのは冬瓜で、スプーンで押し込んでスープと一緒に。
🔶トリュフユッケ

🔶和牛タン塩炙り
今まで見た牛タンで一番薄いかも!
お皿が透けて見えてます。
バーナーで炙って、お野菜と一緒に。

🔶肉しゃぶ
バラの形の美しいお肉にお出汁をかけてしゃぶしゃぶ。

🔶本日の焼物(すき焼き)
キャー!
見るからに美味しそうなお肉!
卵!

一枚一枚、丁寧に焼いてくれるのをじーっと見る!
卵も濃厚で、これ、美味しかった~!

🔶本日の焼物(味噌だれ)
🔶肉茶漬け
炊きたての釜炊きごはん。
最後のお茶漬けにもお肉~♪

🔶ミルクプリン
🔶本日のフルーツ

🔶お夜食
なんと、夜9時頃、お部屋に届いたのはお夜食の卵サンド。
ぶ、分厚い!
お腹いっぱいだったけど、すごく美味しくてペロッと行っちゃった!

朝食も豪華だった~!
夕食を頂いたところと同じ建物の2階。

メニューがすごい!
そしてリアルで細かい。

この通りのものが出て来ました~!
ひとつずつ、お品書きと照らし合わせながらじっくり味わいました。

お茶漬けも最高!

「竹」「花」など、他のテーマのお部屋も気になるし、他の「NAZUNA」、どれも良さそう。

日本らしさを味わいたい外国の方も、古き良き日本に触れたい日本人にもオススメの旅館です。

⭐クラファンで応援「つきひの家」


友人から、「知り合いが、クラウドファンディングで古民家のリノベーションの支援者募集してるから応援して欲しい!」と、依頼があった2018年。

支援の返礼で1泊宿泊権を頂けました。
この時が、古民家・町家に宿泊する初体験。

一階、中二階、二階。
土間、庭に面した居間、元々防空壕だった半地下と、趣ありあり。

「つきひの家」HPより引用

一軒家で、とても広かったです。
残っている写真が少なかったので、いくつかHPのものを拝借。

右2枚「つきひの家」HPから引用

この時、クラウドファンディングの返礼で、宿泊の他についていたのが、
「湯葉づくり体験」。

「半升」さんという湯葉屋さんへ。
アツアツの豆乳の上に張られた膜が湯葉。
この熱さがへっちゃらな職人さんがすごい!

作った湯葉は持って帰ることが出来、すごく美味しかったな。
貴重な体験でした。

昔々、福井県のそば打ち体験で自分で作って持ち帰ったお蕎麦。

パッサパサで、お箸で持ち上げると、マカロニサイズにちぎれてしまい、美味しくなかったことを、今、思い出しました(笑)。

⭐スタバ×築100年超えの日本家屋


古民家、町家のリノベカフェで一番インパクトあるのは、ここでしょう!

「スターバックスコーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店」

英会話の先生も、知ってる!という方、行ったことがある!という方、或いは絶対に行きたい!と、高評価。

二寧坂(にねんざか)と言えば、常に人通りが多い場所ですが、私が行ったのは、まさにコロナ禍。

人がいない写真、ばっちり撮れました。

中には色んなお部屋、スペースがあり、ウロウロ。
私はこの丸窓のところが好きだな~。

⭐泊まれるホニャララ、巡回中

「泊まれる美術館」と呼ばれる箱根の富士屋ホテル、東京のホテル雅叙園にも行ったし、昨年は「泊まれるテレビ塔」の「ザ・タワーホテル名古屋」に宿泊。

今回は「泊まれる京町家」。

こんな感じで、「泊まれるホニャララ」を巡る旅は続く。

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